2012年06月15日

「四国八十八箇所霊場と遍路道を世界遺産登録へ」大山さぬき市長の意気込みにふれる

おへんろへんろの記事でも触れましたが、

6月15日は弘法大師空海のお誕生日ですバースデー

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弘法大師空海はさぬき市で結願(ゴール)する四国八十八箇所霊場を開いたのは言わずもがなですよね。
偶然にも本日、サンポート高松で香川県を中心とした四国4県で協力し「四国八十八箇所霊場と遍路道」をユネスコ世界文化遺産に登録するための推進協議会が開かれました。


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「四国八十八箇所霊場と遍路道」世界遺産登録推進協議会は平成19年から始動し、ここ数年で構成員を四国の都道府県のみならず民間企業も含めた86団体に増やし、加えて文化庁からユネスコに推薦されるための課題克服のために4つの部会が結成されています。
かなり本格的に世界遺産登録に向け始動しています!

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シンボルマークとポスターも決まりました。
シンボルマークのデザインは国際デザイン・ビューティカレッジ(高知県)大崎さん、ポスターは高松工芸高校の香川さん(香川県)の作品です。
今後、さぬき市の至る所で観れるかも??


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推進会には、さぬき市の大川市長も勿論参加されておりました。
会自体は予算関係や活動内容など、の報告が中心で「具体的な話」が出てこないなぁ〜とおもっていたところ、意見交換では大山市長が開口一番に「世界遺産に登録されるには何をしていけばいいのか」「現在の登録にむけた進路状況は」と具体的な質問を投げかけてます!
この投げかけがきっかけで浜田知事はじめ事務局、参加者達がそれぞれの登録に対する深い想いを引き出し合うこととなりました。

「四国八十八箇所霊場と遍路道」は88の寺院と1400kmのへんろ道だけではなく、そのへんろ道や寺院に根付く信仰とおもてなしの心も世界遺産に登録するに値する文化財であると大山市長は語ります。
現在、「四国八十八箇所霊場と遍路道」はユネスコに世界遺産推薦して頂ける為の文化庁制作の暫定一覧表の、さらに候補でしかありません。国内でも認知度の高くはない…
しかし、香川県・浜田知事は「10年スパンの計画だとわかった上で取り組む」と強い口調で仰ってくださいました。大山市長もお遍路には人並みならない熱い想いをもたれています。
地元の私達も協力して「四国八十八箇所霊場と遍路道」を実現させていきたいですねo(^-^)o

「四国八十八箇所霊場と遍路道」

posted by sanuki-asobinin at 21:36| 香川 ☔| Comment(0) | へんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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