2012年07月08日

駅から10分で悟りをみつける『間川三十二勝』を巡る冒険【前編】


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6月某日、私たち遊びの達人メンバーはさぬき市志度にある『間川三十二勝』を歩いてきましたexclamation×2

志度駅から車でおよそ10分、大型スーパーと多くの住宅地のすぐ近くのこの場所。

こんな所に心癒されるパワースポットがあったなんて…正直驚きの連続でした…

江戸時代、約250年前に志度の自称院住職という高僧の道を捨て、質素倹約ながらも自由な生活により、悟りを開いた竹林上人。地元では竹林さんと呼ばれ、今でも竹林上人追善茶会が開かれているのはご存知の通り。

その竹林上人が修行の地として志度の間川地区の山に自らで作ったり、以後10年間死ぬまでを過ごした御霊場が『間川三十二勝』です。

現在は竹林上人が三十二作ったとされる名勝史跡のおよそ半分を歩いて見られるように山中が整備されています。

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今回、その間川三十二勝を案内してくださったのが昨日の放送にも登場して頂きました志度まちぶら探検隊の近藤さん。

近藤さんはお住まいは牟礼ですが、間川三十二勝の不思議な力に魅了された一人。

この4月にもまちぶらコースで間川を紹介したばかりexclamation


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ではでは、元気な近藤さんに連れられていざ出発!


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入り口を抜け、高速道路の高架下トンネルをくぐると信じられない風景が…


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山から流れる川のせせらぎ、青々とた草木のにおい、そしてその中にたたずむお堂。

まるで、竹林上人が生きていた江戸時代に一気にタイムスリップしたような錯覚さえしてしまいます。

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祠の近くにあったとされるのが『独楽堂』跡地。

お堂といっても立派なものではなく4本の柱に屋根がついただけ。

竹林上人はたくさんの歌を読んでいるですが、その歌の多くはここで作られたんだそう。

『独りで楽しむ』で独楽堂、…これこそが竹林さんが追い求めた理想だったのかと史跡を巡るうちに思い知らされます。


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独楽堂跡の『遊僊石』は竹林上人が座りの時間を過ごした場所。

後世の人々が竹林上人を偲び、竹の模様を彫り込んでありそこにたまった水は大変風流です。


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さてさて、ここからどんどん登ります!

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手すりのすぐ横には小さな渓流。この水は玉浦へ流れます。

この日は雨あがりの次の日ということもあって水量が多めということでしたが、やはり町中近くとは思えない景色。

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次に見えて来たのが『兎渓橋』

なぜ兎?なのかは近づいてみるとよくわかります。

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二つの石が自然と重なりあって橋になっています。

うさぎのようにぴょんぴょんと渓谷飛び越えなければいけないので『兎渓橋』というわけです。


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しばらく歩くと大きな岩の壁が現れます。

こちらは『曼荼羅巌』

この岩には大きく阿修羅の「阿」という梵字が刻み込まれています。

「阿(あ)」とは仏教で最も尊い大日如来のことを指します。


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他にも、まるで山のおへそのように丸くて大きな岩に「如々」と刻み込まれた『山臍石』

「如々」とは変わらない平等と真実を表す真理の言葉。竹林上人が自ら刻み込んだんだそう。

『曼荼羅巌』とあわせて芸術的な才能に竹林上人があふれていたことがわかります。


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山を登るとぽっかりと現れたる池は『白蓮池』

以前は白い蓮の花が咲き誇っていたことからこの名前になったとのこと。この向こうは竹林上人の生まれ故郷である三木町の白羽。ここで竹林上人は故郷の思い出を思い返していたのかもしれません。







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間川三十二勝の折り返し地点は途中にある展望広場目



わ〜!やっと休憩だぁ揺れるハート

お!?



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観てみてexclamationこの景色exclamation×2ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)


志度の町中は勿論、大串半島、瀬戸内海に浮かぶ小豆島まで一望できます。

志度の景色をここまで楽しめるだけでも穴場といって良いとおもいますが、山中を登った後だから余計に心に響きます。

竹林さん、素敵なプレゼントを有り難うございましたもうやだ〜(悲しい顔)

しかし、まだまだ終わりではありませんexclamation×2

気になる後編は近日公開です次項有




posted by sanuki-asobinin at 15:00| 香川 ☁| Comment(0) | レジャー・アート・写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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