7月31日、さぬき市志度の多和神社では茅の輪をくぐり半年の穢れを払う夏越祭が行われました。
多和神社は先日、げんない学園で高校生ガイドと一緒に訪れたばかり!
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寛文11年(1671年)、当時の高松藩主生駒氏が自分の狩り場を寄進され移転建築されたのがこの『讃岐国三宮神社 多和神社』です。
茅の輪をくぐるまえに巫女たちが神事の舞を披露。静かで流れる水のような品のある舞にホレボレいたしました。
さぬき市末地区の末獅子会による獅子舞奉納も行われ、迫力ある獅子が見る人を楽しませていました。
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末獅子会の獅子舞は5年前伊勢神宮にて奉納したこともある程、格式ある獅子舞。
激しい鐘の音色と獅子舞の前で『曲打』といわれる子ども2人が獅子の周りを踊っていることが印象的でした。
末獅子会獅子舞の特徴は神様への奉納に特化している点があげられます。ずっと本殿に向かい後ろで鑑賞している参拝者の為に振り向くことはしません。
末獅子会は1年中のほとんどかけて獅子舞を練習し、年寄り達に細かい指導を受けながら獅子の伝統を守っています。
写真の獅子頭も明治30年頃から使っている年代物です
神事もつつがなく終わり、いよいよ皆さんが茅の輪をくぐっていきます。
多くの参拝者たちが半年の間に付いた罪穢をお払いしていきます。
多和神社の茅の輪は『右に三回』廻ると無病息災の御利益があるそうです。
多和神社の今回の夏越祭の見所はこれだけではございません!
香川県神社庁雅楽部による美しい雅楽の演奏を楽しみながら茅の輪をくぐることができます。
香川県神社庁雅楽部は総勢40名程度、宮内庁で直接雅楽を学んだ実力者ばかりで構成されています。
今回集結したのは約10名で2年に一度ほど、多和神社で雅楽演奏を行っています。
もう1つ、多和神社ならではの夏越祭の楽しみ方が燈明(神様に供えるあかり)です。
多和神社石段に置かれた竹灯籠と境内に氏子から寄進された行燈あわせてはおよそ800個以上設置されています。
優しく参詣者の足元を照らします。
一見するとただのろうそくですが、多和神社の燈明のろうそくは実は春日大社で使われている燈明とまったく同じ由緒ある代物を使用しています!
約二時間半だという短い炎の命と夜でも鳴き止まぬ蝉の声が儚げにさぬき市志度の夏の夜景を包み込んでいました。
末獅子会獅子舞の特徴は神様への奉納に特化している点があげられます。ずっと本殿に向かい後ろで鑑賞している参拝者の為に振り向くことはしません。
末獅子会は1年中のほとんどかけて獅子舞を練習し、年寄り達に細かい指導を受けながら獅子の伝統を守っています。
写真の獅子頭も明治30年頃から使っている年代物です
多くの参拝者たちが半年の間に付いた罪穢をお払いしていきます。
香川県神社庁雅楽部による美しい雅楽の演奏を楽しみながら茅の輪をくぐることができます。
今回集結したのは約10名で2年に一度ほど、多和神社で雅楽演奏を行っています。
香川県神社庁雅楽部は年間100もの行事に参加し、なかなか聴くことのできない本格的な笙や楽箏等の音色を多くの人々に届けます。