お盆休みは津田の松原サービスエリアへ！！その２ 氷彫刻世界大会特選受賞者はコックさん！？氷彫刻レポート

高松・徳島への帰省客でいっぱいの8/12津田の松原サービスエリア下り線に突如現れた巨大な氷

のこぎりで大胆に削っていますギコギコ

お子さんも目が離せない！！

いったい、なんだぁ

津田の松原サービスエリアの屋外テントに現れたのは以前告知した氷の彫刻作り

用意されたのは高さ110センチ、重さ135キロの氷の柱が二本

一体、何が出来るのでしょうかー

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今回、氷の彫刻を作るのは高松国際ホテル洋食調理部の副料理長・真鍋廣之さんと同ホテル洋食調理部・横井潤さん
なんとホテルのコックさんが氷の彫刻を一人一本ずつ作っていくのです

真鍋さんと横井さんがペアを組んで挑んだ世界中のプロの氷彫刻師が集う昨年の「氷彫刻世界大会団体戦』では、なんと特選に入賞

氷の芸術家としても大変な実力を持つお二人です

彫刻を作り始めるとひんやりした空気と削られていった氷のかけら達が周りを覆っていきます

子どもたちも初めて観た大きな冷た〜〜〜いプレゼントに夢中

ふたりの洋食シェフが大胆かつ繊細に削り出していきます。

何となく形が見えてきました

ある程度、形が決まっていっても大きなノコギリは手放せません。
この日の最高気温は３４度
炎天下で氷が溶けてしまう時間も計算しながら削っているんですね。

最後の細かな作業はノミを使いながら…もっとも集中力が必要な場面です…

リアリティのある質感を出すため、氷を手で撫でて自然な丸みを出して作品を仕上げていきます

横井潤さんの作品『エンゼルフィッシュ』

水草の模様はクリスタルのような輝きを放っています

ただの氷の柱がこんなふうになるなんて…

横井さん「観ている人が涼しくなってもらえるようなものを作りたかったのでこのテーマにしました」
つぶらな優しい瞳がとってもキュートです

真鍋さんの作品『 夏休み〜思い出す。幼い頃を〜』

 

昨年の「第41 回全国氷彫刻展夏季大会」で特選を獲得したものと同じテーマの作品となります。

 

真鍋さんが自らの少年時代を思い浮かべながら、夏に虫取りあみを片手に蝶を見つけた子どもの姿を表現しました。

氷で人の姿を形成することは大変難しく、氷彫刻歴１０年横井さんの師匠である真鍋さんだからこそ出来る職人技

虫取り網の編み目も大変綺麗に彫られており、熱い中で蝶を見つけた少年の一瞬の喜びが伝わってきます

氷がとけてぽつりぽつりと落ちていく水が、まるで人間の汗のように見えてしまう不思議な作品です。

（写真左）真鍋さん（写真右）横田さん

普段はホテルで洋食料理をつくる傍ら、高松国際ホテルのビアガーデン等でお客様を喜ばせるために氷の彫刻を作っています

今回は真夏の熱さの中、１時間という限られた時間で修正の許されない氷の彫刻を作り上げていきましたが、氷彫刻世界大会団体戦の舞台は冬の北海道・旭川の屋外、摂氏何度の世界で１６本の３メートル四方の氷を４０時間もの時間をかけて作品を作ったいくんだそう…
氷彫刻には芸術性・集中力だけではなく、寒さに耐える体力と精神力が必要

シャリシャリと気持ちよく削られていた氷をずっと観てたらかき氷が食べたくなっってしまい、思わずその場でかき氷レモン味（２５０円）を購入しました!!

氷は雪のように細かく、口に入れた瞬間にひんやり溶けていきます

津田の松原サービスエリアのかき氷は良い氷
心身ともに涼やかな気持ちになりました

かき氷マイスター・はっとー(･θ･)