四国八十八番霊場 結願所
大窪寺

弘仁六年 弘法大師がこの地に錫杖を収められたという・・・
8月20日 大窪寺 柴灯大護摩詳細 :http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/287079255.html
弘法大師の意のままに 定められた結願寺
大師が収められた錫杖は 今も このお寺に残っています
今は 御開帳はされていませんが もしかすると H26年・・・四国88ヶ所霊場が開かれて
1200年目にあたる その年・・・御開帳が実現するかもしれません
逆打ちにあたる今年・・ お遍路さんの数はやはり増えているそうです
しかし最後は やはりこの結願寺に帰ってきて すげ笠や金剛杖を奉納される
方が多いとか・・・
収められた傘や杖は、諸願成就を願い 大切に柴灯護摩で供養されます
(すげ傘や金剛杖は 自分で大切に持っていても良いそうです)
今は とても明るく 八十八ヶ所をお参りされる方も多いですが、そんなに遠くない
過去では お遍路は もっと暗いイメージだったようです
どうしようもないものを背負い 藁をもすがる思いでお参りされ
命を落とされる方も 少なくなかったとか・・
今もそれぞれのお寺の近くには 小さな石を積み上げただけのお墓や
墓標が多く残っているそうです
金剛杖は 自分の墓という意味もあり、遍路途中で亡くなると こお杖を墓と
して立てたと言います
何かをしてもらうのではない・・・ 悟りを求めるという事は自分が変わる事なのだと
ご住職は 話されます
四国霊場八十八ヶ所巡りは 自分探しの旅でもあるのかな・・と感じました
きっと 幸せは自分の中にあるのでしょうね・・
本堂西側から 上ること30分 奥の院があります
ここは 弘法大師も修行された場・・
その険しさから 山伏の修行の場ともされており
炎童坊(円道坊)といわれる 天狗がいたとも 伝えられています
そして仁王門から本堂へと続く道の途中に お砂踏み道場があります
この地下道場は八十八か所のお砂踏みをするところです
遠く八十八か所をまわられない方でも 四国霊場が巡拝できます
〜拝観料500円〜
緑が色鮮やかな 夏・・・ そして 四季折々の美しさを届けてくれる
心癒される場所
大窪寺でした
のっきー
