茶臼山のふもと・・ 今は 「通り池公園」と」なっている場所が 昔は池であり
今から300年ほど前に その池の中から弥勒菩薩が見つかったとされています
お顔の部分が無くなってしまわれていたので、今は違う物がつけられています
材質は凝灰岩でできており 法衣をまとっていたり 大型なことから
700年前の鎌倉時代に作られた?と言われる 弥勒菩薩
大切に大切に守り続ける人々がいます・・・・

これ・・何だかお分かりになりますか?
これは 毎日1日も欠かさず、この茶臼山に上り弥勒庵の菩薩様に
お茶とご飯さんをまつるための物が入っている箱なのです

今は石仏地区 51件の方々が交代でこの箱を回しお祀りをしています

綺麗なお花を 供え・・・

庵の周りをお掃除されています

「お参りされる人が 落ち葉で転ばないように・・・」
庵をお守りするだけではなく、まわりの方たちへの気遣いの気持ちが
そこにはありました 落ち葉が多いときなどは大変で 一人だと1時間近く
かかってしまう事もあるそうです

そして 毎年8月20日には、必ずこの地区の方が集まり みなさんで
お参りをされています 決して忘れてはならない心がここに
受け継がれているのです

のっきーの大好きな松井菓匠さんのおばあちゃんが先導を務め
お経を読んでいました



お話を聴いていくと・・・ みなさんが小さい頃には ここにもっと広い庵があり
老夫婦が住み込んでこの庵をお守りしていたとか・・・お守りしていただく代わりに
お米やお供え物を みんなで持ってきていたそうで、この8月20日のおまつりも
踊りを踊ったり宴を開いたり・・・と賑やかなものだったそうです


何百年の時を経て・・・受け継がれる事の真の意味が 少し見えてきたような気がします

四国を代表する王が君臨していたこの地・・・ どんな王がいたのか・・・
現在は 古墳の周りをぐるっとめぐらされていた埴輪しか
出土していません・・・
bYのっきー
