恒例の8月20日、大窪寺では柴灯大護摩供養が行われました
炎って怖い、だけれど神秘的。
猛暑の大窪寺だから、余計にヒシヒシと感じました。
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四国八十八番霊場 結願所 大窪寺 8月20日は〜柴灯大護摩〜
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少し特別なお寺大窪寺で、
少し特別な柴灯大護摩供養が
行われました。
本堂前には人一人を大きく越える高さに壇が組まれました。
年に二回の大窪寺の柴灯大護摩が通常と違うのが、信者の方の願いを書いた護摩木だけを焼べるのではなく、
四国霊場88箇所をまわり、大窪寺で結願を果たしたおへんろさんが奉納されていった金剛杖や笠が
一緒に焼べられるということです。
今回、護摩供養を執り行う山岳修験者の山伏さん達。
志度寺の柴灯大護摩供養でも見かけた方もいらっしゃいました
志度寺 〜柴灯大護摩供〜
http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/270544480.html志度寺で火渡り初挑戦!
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境内には人・人・人
真夏の平日にもかかわらず、およそ300人の方が大護摩供養にいらっしゃっていました
祝日の春分の日に行われるもう一回ある大窪寺柴灯大護摩供養では
境内に入り切らないほど沢山の方がお越し下さるそうです。
壇に火が入り、壇が焼べられていきます…
炎天下の下、山伏の経が響き渡ります。
大窪寺住職も火を見守ります。
壇も燃えきり、炭が火渡り用に整えられている合間『ポン』という音
これは護摩焚きの横では災厄除けのお米が釜で炊かれていて、その釜が鳴った音です
火渡りの間に持つ護摩札と一緒に釜鳴のお米が渡されていきます。
このお米を食事用のご飯に混ぜて炊き込んで食べると、家を火事から守ってくれるそうですよ
志度寺の柴灯護摩では見なかった光景ですが、
さぬき市造田の釜鳴神事の後にも神事で使われていたお米が参詣者に配られていましたね
造田八幡神社の鳴動釜神事
http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/268303089.html
いよいよ、参拝者お目当ての火渡りの準備が整えられました!
燃え切ったばかりの炭の上をまずは山伏さんが渡っていきます
なんだか志度寺の時より熱そう…
しかし、お子さんからご老人まで参詣者は次々と火渡りをわたっていきます。
この列はなかなか途切れることはありませんでした
火渡りのすぐ隣の水場では火を渡ったばかりの方であふれかえっていました
『全然!このアスファルトの上のほうが熱いわ!!』と笑う人も
『…正直、熱かった…』と泣く人も
感想は人それぞれ
今回もし熱い思いとしても、それは降りかかるはずだった未来の自分への悪い出来事。
火渡りで厄を先取りして、明るい未来に踏み出していきまししょー
byそして、また火渡りしてきたはっとー
posted by sanuki-asobinin at 18:24| 香川 ☀|
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