ひんやりとした回廊…取材を行う我々…
さて、問題です!
ここは一体どこでしょう〜か!?
正解は、
門入ダムの内部!!
門入ダムとは、明日行われる『門入よさこい』の会場、
門入の郷・水辺の公園を抱える平成11年に完成した香川県の中でも出来て新しいダムです!
新しいだけではなく香川でも有数の大きさを持つ門入ダム。
こんな自然ゆたかな明るい場所のどこに1枚目の写真のような薄暗いトンネルがあるというのでしょうか?
正解はこの中!
ダムの水をせき止める堰堤です
門入ダムの心臓部とも言える堰堤には、ダムの状態や点検の為に内部にトンネルが作られているのです!
そんな場所に今回特別に入らせていただきました。
門入ダムの堰堤はまるで橋のように渡れるなっています。
毎日ウォーキングやサイクリングで多くの方がこの堰堤の上を通っています。
そこを通り過ぎて、ダムの管理者の一人である樫原さんに堰堤の内部を案内していただきました!
階段には、今はなき天王中学校の生徒がデザインしたというレンガ模様が続きます
階段の中には怪しげなドア…
このドアからダムの内部に潜入していきます(〃∇〃) ドキドキ
ドアをくぐるとすぐに階段が!
この階段最深部の47メートル先まで続きます。
この写真の左手はダムの水。
一般見学用には作られていないので階段一段一段が大きい!
足下もダムから堰堤のコンクリートにほんのわずかにしみ出で来る水でしめっているので気をつけて下っていかないとですね
下りてきました!
階段の先には幅3メートルあるかないかのトンネルが続いていました。
堰堤の内部なだけあって、丸太のように大きなパイプがそこらじゅうを横断しています。
トンネル内部は結構寒い!
この日は30度を越える真夏日でしたが、堰堤の中は体感気温としては18〜20度ということでしょうか?
節電の昨今でこれだけひんやりとした場所も珍しいかも
なぜ、ひんやりしているのかというと堰堤内部は水に囲まれていて温度が一定に保たれているから。
冬でも気温は一定で、夏涼しく冬あたたかい場所になっています
ダムの中にはダムの体調を見る機会がいっぱい!
こちらは地震計!
こちらは取水機!
常に湖の上層部の水を取れるように6つの口が高さをずらして作られています。
取水機を経て、ダムの水は農業用水などに使用される水として排出されます。
ここで、僅かにしみだしたダムの水を計測する機械。
職員さんが調べにいくこともありますが、
これら全てコンピュータでいつも細かく管理されています!
この廊下のような堰堤トンネルはなんと約800メートルもつづきます!
現在は地震などの非常時をのぞき管理者でも月一回ほどしか訪れない場所ですが、
竣工して当初は毎日このトンネルを行ったり来たりして検査を重ねていったそうです
トンネルを出た後は、外の階段をおりきって堰堤の一番下に案内して頂きました。
おーーー!!!たかーい!!
高さ47.3メートル、空にそびえる堰堤は圧巻です!
さきほどまでこの中にいたなんて…不思議な気分になります。
そんな堰堤の真下から、
樫原さんが説明してくれたのは堰堤の上部に
ぽっかりと開く4つの穴!
ダムと言えば、大雨や台風などで水が満杯になるとサイレンや緊急放送で近隣住民に知らせ、
管理局が水門を開き一気に放水するイメージがあります。
しかし門入ダムはさすが最新鋭!
規定の水位に達すると
写真左の黒い小さな穴から自動的に水が放水されるようになっています
その横の大きな2つの穴、ここからもダムの水は放水される仕組みにはなっていますが、
ほとんどが、左の2つの黒い小さな穴から放水されます。
今までこの穴からダムの水が放水されたのは香川県の『災の年』といわれた平成16年の台風の時のみ!
ここから放水されるのは
60年に一度になるように設計されているのだとか!
新しいダムだからこその技術です!
かがくのちからってすげー!!
次に訪れたのは樫原さんの一番のオススメ、門入ダム展示ダミュージアムと管理事務室の屋上展望台
ここから見えるさぬき市の町並みは一見の価値があります
門入ダムの堰堤内部や真下までは通常は入ることが出来ませんが、
樫原さんオススメの門入ダミュージアムの展望台は
AM9:00~PM5:00の間いつでも入れます!
明日の門入よさこいでお越しの方、休憩はゆっくりと門入ダムを見つめてみるのはいかがでしょう?
オマケ
門入ダムには謎の恐竜『モンニュー』か水底に潜んでいます
探してみてね
( ̄¬ ̄*)
posted by sanuki-asobinin at 12:00| 香川 ☔|
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