生涯をかけて 愛した人
その人の名は 【 源 義経 】


短く はかない恋だけど・・・ その思いが 800年の時を越え 今届けられる
死ぬほど逢いたかったあの人が・・・・

静の眠る 長尾寺にあの笛とともに やってくる!!!



長尾寺から 井戸橋西の 道を2.5キロほど南に下ると


【 静薬師 】がある この時、静が義経からもらった 薬師如来を
ここに祀ったことから 「お薬師さん」と呼ばれ今も皆に親しまれている
【 女中 琴路 】
静御前が この庵で暮らすようになって数か月後・・・静の侍女であった
琴路が はるばる京都から 静親子を訪ねてきた
琴路は静が京にいた頃 下働きとして奉公していた
その琴路を 磯禅師は わが子のように・・・
静は 妹のように可愛がっていたそう・・・
三人は 肩を寄り添え 念仏三昧の日々を送った・・・
けれど、 静の人生の中で、この時が一番 穏やかな時だったのかも
しれない・・


穏やかな 暮らしは永く 続かず・・・ 井戸橋のたもとで
心労と 老衰によって 磯禅師が亡くなって一年余り後・・・
静御前もまた 病にかかり息を引き取ることとなる
この時 静は24歳であった

静薬師庵の すぐ横には 【 三木町 井戸 中代 】
幽玄な佇まいを留めている 鍛冶池があります
琴路は 静の後を追い 静が亡くなった7日目の夜・・・
この鍛冶池に 入水する
静の墓は この鍛冶池の西堤にあります 一番大きいのが 静御前
そのすぐ横に建てられた 小さな お墓は産まれてすぐに命を絶たれた静の嬰児
向かって手前にあるのが 侍女 琴路の墓である
ここからは白山が望め その向こうには 遠き日 愛しい人が戦った屋島が
そびえます
【 長尾寺 静御前 剃髪塚にて・・・】
類いまれなる美貌と英知を兼ね備えた
悲運のヒロイン静御前
永い時を越え 義経との再会が 今
やっと・・!!! やっと 実現するのです!!!

【 薄墨の笛 】 とは・・・ 中国伝来のもの

演奏途中に床に落として 蝉がとれたので 蝉折れの笛と言われる
後に この名器は 【 薄墨の笛 】と名付けられ、幼少の義経(牛若丸)へと
伝えられる
義経の魂とでも言うべき この薄墨の笛が
このさぬきの地に舞い降りる


機能を持ち、演奏できるというのは 世界の楽器史上でも珍しいことである

静岡市指定文化財・鉄舟寺寺宝【 薄墨の笛 】が
さぬき市志度音楽ホールにて 演奏されます
全てが奇跡!!!


のっきーだけでしょうか・・・




〜 さぬき市10周年記念事業 〜
【 薄墨の笛の音色にのせて 】
第1部 筑前琵琶奏者 田原 順子様による演奏に合わせて
テレビでもお馴染みの 江守 徹様による 「源 義経と静御前の生涯」の語り
第2部 横笛奏者 赤尾三千子様による 「薄墨の笛」の演奏

音色が聴けるのは おそらく、 なかなか経験できない事だと 思います



【 開催日程 】
平成24年10月7日(日)
開場 13:00〜
開演 13:30〜
○開催場所
志度音楽ホール
○問い合わせ先
さぬき市観光協会(商工観光課内)
(電話:087-894-1114)

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