
じっと見つめる先にあるのは
憧れのもの・・・
お祭り取材の中で・・たくさん見えてきたものを
のっきーが語ります・・・



たくさんのお祭り取材をさせていただく中で
目に飛び込んでくるのは 人々の笑いと 熱意
そしてもうひとつ
子どもたちの 輝く目でした



子どもたちは 兄の背中を追い
兄は 大人たちに憧れます




父から子へ・・・ 代々受け継がれてきたもの・・・

やがて 青年になっても その思いは消えず
今度は また自分の子へとつないでいく

世代を超えて 楽しめる それこそが祭
こんな話を聞きました

【 筒野に残る 古い太鼓 】


筒は明治時代頃から あったもの
「 これは 飯炊きする人用の太鼓 」
まだ20〜30年程前までは、獅子をつかう人たちは最初、見習いの
飯炊きから入ったそう・・・ 飯を炊くだけで、太鼓も触らせて
もらえないので、台所でこの太鼓を手で叩きながら
聞こえてくるリズムを覚えたそうです

鐘を覚え・・・

やっと獅子の後ろに入れます
そうして何年かして 初めて 獅子頭が使えるのです
古き良き時代を 感じさせてくれます
地域に伝わる伝統が続いてきたのは
何時の時代も憧れがあったから・・・
守るべきものではなく
守りたいものだったからなのでしょうね・・・

この町が好き・・・ 町の暖かさを感じられる お祭り取材でした

BY のっきー
