多和神社秋季例大祭のユニフォーム!
その想いはお祭りの礼服・ハッピにこだわりがにじみ出ています。
オーダーメイドなんてざらの志度のちょうさ8組のそれぞれハッピコレクションです


組頭のハッピをご覧ください〜!
まずは、宵祭りのハッピ!
『組明』と大胆にプリントされていますね♪
こちらは本祭のハッピです!
宵祭のものは予備、こちらが本番用とのことです

さすが当家!気合いが違います

「旭組」
こちらは旭組の組頭のハッピ!
旭組は嗜好をこらしたハッピが多くてみていても面白い

金と銀のプリントが美しい


もちろんオーダーメイドの逸品です。
プリントされているのは「源内さん」らしいです(笑)
幸組では責任者にならないと長いハッピは着れません!
背中に入っているロゴデザインもかっこいい!
志度の『志』かなぁと思っていたのですがこちらは幸組のある寺町の『寺』をロゴっぽくアレンジしたものなんだそうです

豊組も役職によってハッピのデザインが微妙に変わります

オリジナルはこの写真の左!背中に『豊組』、下には白地で地区名である『中濱(浜)』と『豊組』と書かれています。
右の波が入ったハッピはオーダーの一品ものです。とっても高かったようでハッピの毎月の支払いはちょっとした家賃並で
「このハッピには住めないけどね!
」と奥さんに言われつづけたんだそう…(笑)

そしてこちらは組のトップ、組頭のハッピです!
『豊組』の赤文字のまわりに金色の刺繍が入っているのがわかりますか〜〜??
中地にも秘密が

志度の伝説『海女の玉取物語』の絵が組頭のハッピの内側には描かれているんです


なんと豪華な仕様なんでしょう

責任者の二番手・小頭の方のハッピには那須与一が描かれています

多和神社例大祭、最年長音頭取りは豊組にいらっしゃいます!
関東でも九州にも住んでいようが、志度のまつりには駆けつける本物のお祭り男・那須さんです


しかも、那須さんは先ほど描かれていた『那須与一』の子孫だとおっしゃるからさらに驚きです
「魁組」
当家の一番目にあたる魁組は、シンプルかつ大胆なデザイン


折り返しの模様が可愛いですね


組のメンバーのハッピデザインは統一で、遠くから見ても『魁組だ!』とすぐ分かります
「寳組」




この日のために髪のアップだけではなくてヘアペイントもしているという気合いの入れよう
女子ならではの楽しみ方ですよね
「勢組」

勢組のハッピは勢いのある波の模様が特徴

ハッピのインナー・鯉口も勢組オリジナルです


波のイラストが入っているのは勢組の地元が漁師町だから
波にも負けないド派手で勢いあるハッピを着ている方も多いです
「鳳組」
ラストは8組のなかでも成立がもっとも新しい、鳳組です!

組の参加者も中高生などの割合が多く、メンバーもフレッシュなチームと言えます

今風だなぁと思ったのが、鳳組のハッピの色が紺だけではなく白地もあるということ!
白ハッピが鳳組のトップの一人である証です
鳳組は元は勢組から独立した組ということもあって、紺のハッピには波模様が入っています

鯉口は全員が同じ
赤がとても鮮やかでハッピを着てなくても鳳組だとわかりますね!
多和神社秋季例大祭では、ちょうさを担げるのは各組のハッピを着ている方だけなんです
だからハッピは志度の祭りの参加手形のようなものなんですね
今回紹介できたのはそのほんの一部
まだまだ個人で煌びやかなハッピを作っているかたもいましたし、譲れない小さなこだわりをハッピに込めている組もたくさんあります
志度の人々、参加者がどれだけ祭りが大好きで楽しんでいるのか、そのハッピーが少しでも伝われば嬉しいです
今年の多和神社秋季例大祭は終わってしまいましたが、来年もその熱さを感じてみてください
オリジナルはこの写真の左!背中に『豊組』、下には白地で地区名である『中濱(浜)』と『豊組』と書かれています。
右の波が入ったハッピはオーダーの一品ものです。とっても高かったようでハッピの毎月の支払いはちょっとした家賃並で

「このハッピには住めないけどね!

そしてこちらは組のトップ、組頭のハッピです!
『豊組』の赤文字のまわりに金色の刺繍が入っているのがわかりますか〜〜??

中地にも秘密が

志度の伝説『海女の玉取物語』の絵が組頭のハッピの内側には描かれているんです



なんと豪華な仕様なんでしょう

責任者の二番手・小頭の方のハッピには那須与一が描かれています

多和神社例大祭、最年長音頭取りは豊組にいらっしゃいます!
関東でも九州にも住んでいようが、志度のまつりには駆けつける本物のお祭り男・那須さんです

その年なんと、80歳!!
ハッピも大正時代の例大祭から受け継いでいるという文化財級の代物
しかも、那須さんは先ほど描かれていた『那須与一』の子孫だとおっしゃるからさらに驚きです


折り返しの模様が可愛いですね


組のメンバーのハッピデザインは統一で、遠くから見ても『魁組だ!』とすぐ分かります

寳組もハッピデザインは組の全員がほとんど一緒になるように統一しています
デザインを統一するのは、責任者が把握していない者がちょうさを勝手に担いで問題を起こさないようにする為でもあります!
組のハッピが揃っていると見ていてもちょっと気持ちいいですよね
デザインを統一するのは、責任者が把握していない者がちょうさを勝手に担いで問題を起こさないようにする為でもあります!

志度のまつりには可愛い女の子たちもいっぱい参加しているんですよ



この日のために髪のアップだけではなくてヘアペイントもしているという気合いの入れよう

女子ならではの楽しみ方ですよね

勢組のハッピは勢いのある波の模様が特徴

ハッピのインナー・鯉口も勢組オリジナルです

波のイラストが入っているのは勢組の地元が漁師町だから

波にも負けないド派手で勢いあるハッピを着ている方も多いです

組の参加者も中高生などの割合が多く、メンバーもフレッシュなチームと言えます

今風だなぁと思ったのが、鳳組のハッピの色が紺だけではなく白地もあるということ!
白ハッピが鳳組のトップの一人である証です


鯉口は全員が同じ

赤がとても鮮やかでハッピを着てなくても鳳組だとわかりますね!


今回紹介できたのはそのほんの一部

まだまだ個人で煌びやかなハッピを作っているかたもいましたし、譲れない小さなこだわりをハッピに込めている組もたくさんあります


今年の多和神社秋季例大祭は終わってしまいましたが、来年もその熱さを感じてみてください

ハッピに身を包んだお祭り好きが志度の町を染上げます
byはっとー

さて、地元のものです。
祖母に
鳳は一番古い(組)んで
とも聞いたこともあるのです。
私の覚えてる限りでは、40年ほど前
ちょうさが焼失してしまい
しばらく、ちょうさがもてなかった時期がありました。
それ以前の記憶はありませんが
調べる機会があったら聞いてもらえないでしょうか
期待しています。
ご質問について、多和神社の宮司さんと志度ちょうさ保存会の方にお聴きしてみました。
ご存知かもしれませんが、鳳組は今新町が十数年前にちょうさを新しく作った際に現在の宮司が名前を付け、誕生した組です。
starさんが仰るとおり、戦前は今新町もちょうさを持っていて同じ勢組として練り歩いていたそうです。昔は志度だけではなく、高松の石清尾八幡宮の秋祭りでも志度のちょうさが練り歩いていたらしいです。
しかし、当時の今新町のちょうさが一番古いものだったかどうかは今となってはわからないとのことでした…。
志度のちょうさは文献が少なく、昔についてはわからないことがたくさんあるそうです。
なので、starさんのお祖母さんのお話はとっても貴重な話かもしれません。是非、その思いを大切にしていただきたいなと思います!
志度の秋祭りを研究されているのですね!
ぜひ完成した暁には読ませてもらいたいほどです^^
写真など使用いただく場合はお手数ですが
「出典元:さぬき市再発見ブログ〜遊びの達人〜」と写真の下に表記いただければ大丈夫です。
法被に関してはその後の取材で、ある年数で作り変える組、個人でオリジナルのデザインの雑貨を作る方もいらっしゃることがわかりましたので、地元呉服店さんに取材してみると面白いと思います。
論文頑張ってください!