緑に輝くデカイやつ!一体、何者!?
『オリーブぶり』とは、香川の県木であるオリーブの葉っぱの粉末を混ぜ込んだエサを、出荷前に20日以上食べさせた養殖ぶりのこと。
そんな「オリーブぶり」が昨年の春に商標登録され、今まさに出荷のピークを迎えているのをご存知ですか?
ハマチが大きくなればブリになることは皆さんご承知の通り。
現在全国的に人気上昇中の香川のブランド魚『オリーブハマチ』。
そのオリーブハマチが、より一回り大きくなったお兄さん魚が『オリーブぶり』なのです
そんな意外に知られていないオリーブぶりのことをお届けすべく、さぬき市鴨庄で行われているオリーブぶりの水揚げ&出荷の様子を見せていただきました!
水揚げに向かう船は12トンの漁船。とっても大きなクレーンと作業台のような機械が乗っています。
鴨庄で養殖を初めて21年という中川さんは、1万7千匹もののオリーブぶりを出荷しています。
中川さんがオリーブぶりの養殖を始めたきっかけはなんですか?
以前は、鯛やカンパチも養殖していたという中川さん。現在はオリーブぶりの養殖一本!
お客さんのニーズや市場のトレンドにあわせて、養殖のスタンスも変えてこられたんです。
さて、オリーブぶりの養殖いけすがあるのは、さぬき市鴨庄の大串半島目の前。
新開漁港から船で2、3分ほどでたどり着きます。
大串半島を見ると、大串温泉のあったグリーンヒルが見えました
しかしなぜ、さぬき市鴨庄で大規模にオリーブぶりが作られるようになったのでしょうか?
鴨庄で養殖を初めて21年という中川さんは、1万7千匹もののオリーブぶりを出荷しています。
「最初一年目作ってみて、自分が食べても美味しかったけんのお。
そういう魚を作ったら売れると思ったしオリーブは反響がいい、流れが変わってきてる。」
お客さんのニーズや市場のトレンドにあわせて、養殖のスタンスも変えてこられたんです。
新開漁港から船で2、3分ほどでたどり着きます。
大串半島を見ると、大串温泉のあったグリーンヒルが見えました
オリーブぶりのいけすは正方形で縦横12メートル、深さが6メートル。
この中に6000匹のオリーブぶりが養殖されています。
水揚げは一人の力では到底出来ません。
水揚げのために人を雇ったり、鴨庄の漁師さんの協力を得て、作業が行われます。
オリーブぶりの水揚げはまず大勢で網を船側に寄せて、ぶりを海面近くまで追い込みます。
実はこの作業台の先には魚の自動〆機がついています。
オリーブぶりを頭から流していくことで、機械が自動で〆(しめ)てくれるんです。
これは鮮度保持のための大切な作業の一つなんですよ。
とれたてオリーブぶりを触ってみると、肌はプリップリですべすべ。鱗らしきものがありません。
そして意外とどじょうのようにヌメヌメしていたことにもびっくり!
同じようなオリーブぶりのいけすが2列450メートルに渡って並んでいます。
今日このいけすを水揚げしたら、次は隣のいけすと日々ローテーションしているんだそう。
夜も明け、水揚げ作業終了。
陸にもどって、休む暇もなく出荷用の箱づめ作業をしていきます。
夜が明けて、やっと自分たちが乗っていた船の全貌が見えました(笑)
【牡蠣の水揚げの様子はこちら】
空から牡蠣が降ってきたぞー!!【カキ焼き わたなべ11/1牡蠣料理スタート】 http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/298877674.html
カキ小屋密着!美味しい牡蠣が食べられるまで【カキ焼き わたなべ11/1牡蠣料理スタート】 http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/299015751.html
オリーブぶりの専用箱。この箱につめられて市場に卸されます。ベルトコンベアーの途中に現れるのは、体重計。
そして大量の氷どばー!!
そのまま出荷用のトラックにのせられていくオリーブぶり。
ここから直接高松市内の市場や県外に発送されます。
オリーブぶり、東京の市場なら5キロあたり4000円〜4500円で買い取られているんだそう。この中に6000匹のオリーブぶりが養殖されています。
水揚げは一人の力では到底出来ません。
水揚げのために人を雇ったり、鴨庄の漁師さんの協力を得て、作業が行われます。
オリーブぶりの水揚げはまず大勢で網を船側に寄せて、ぶりを海面近くまで追い込みます。
オリーブぶりを頭から流していくことで、機械が自動で〆(しめ)てくれるんです。
これは鮮度保持のための大切な作業の一つなんですよ。
とれたてオリーブぶりを触ってみると、肌はプリップリですべすべ。鱗らしきものがありません。
そして意外とどじょうのようにヌメヌメしていたことにもびっくり!
生きている魚の生命力をひしひし感じました。
5キロ以上あるオリーブぶりは、好き勝手に跳ね回っていて押さえ込むだけでも至難の業
同じようなオリーブぶりのいけすが2列450メートルに渡って並んでいます。
今日このいけすを水揚げしたら、次は隣のいけすと日々ローテーションしているんだそう。
夜も明け、水揚げ作業終了。
この日は450匹のオリーブぶりを水揚げしました!
陸にもどって、休む暇もなく出荷用の箱づめ作業をしていきます。
夜が明けて、やっと自分たちが乗っていた船の全貌が見えました(笑)
牡蠣の水揚げの時の船に比べると3倍はあるでしょうか?
空から牡蠣が降ってきたぞー!!【カキ焼き わたなべ11/1牡蠣料理スタート】 http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/298877674.html
オリーブぶりの専用箱。この箱につめられて市場に卸されます。
5キロ未満のものでもオリーブはまちにはなりますので、なんとも贅沢な選別です
しかし、ほんんどのぶりが一定して5キロ〜6キロ代。中川さんたちの養殖技術の高さが伺えます!そして大量の氷どばー!!
そのまま出荷用のトラックにのせられていくオリーブぶり。
ここから直接高松市内の市場や県外に発送されます。
年末年始、おせち料理で『ブリの照り焼き』が大活躍する季節!
全国各地でさぬき市鴨庄のオリーブぶりが大活躍しますよ
全国各地でさぬき市鴨庄のオリーブぶりが大活躍しますよ
しかしなぜ、さぬき市鴨庄で大規模にオリーブぶりが作られるようになったのでしょうか?
次回は香川県漁連の方に、この謎について迫ってみます
【なぜ鴨庄でオリーブぶり?】オリーブハマチ&ぶりの秘密と美味しい食べ方教えます! http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/305749459.html