2012年12月11日

あそたつクイズ♪これ、な〜んだ?

DSC_0550.JPG

あそたつクイズるんるん
これなーんだexclamation&question

正解は画像をクリック、もしくは『続きを読む』から→














DSC_0552.JPG正解は『冷凍さんま』

このさんま達が、さぬき市鴨庄で一番養殖されるブランド魚『オリーブぶり』のエサになるんです。


ブロックのようにまとめられていて、1ブロックにつき50尾のさんまが冷凍されています。
時期によって、さんまの変わりにイワシ等の別の魚がオリーブぶりのエサになります。

さんまの質はスーパーで売っているさんまと全く同じ!
DSC_0567.JPG
オリーブぶりのエサの基本はこのお魚ブロック。
このお魚ブロックをエサの配合機の中に次々と投入していきます。

DSC_0562.JPG
そこに、魚のたんぱく質を補う配合魚粉。

DSC_0581.JPG
脂肪分を補う魚のオイル、

DSC_0583.JPG
その二つの成分のバランスを整えるEP飼料とビタミン剤、

DSC_0572.JPG
そして、オリーブハマチ&オリーブぶりに欠かせないオリーブ葉の乾燥粉末。


DSC_0570.JPG
この6つを機械で混ぜ合わせるることでオリーブぶりのエサの出来上がり!


DSC_0637.JPG
生魚と粉末の飼料を混ぜ合わせて固めて作った水分をもつエサのことを『モイストペレット』と呼びます。
固めたときのエサの大きさは養殖する魚によって様々ですが、12月のオリーブぶりにあげるモイストペレットの大きさはこれぐらい。
イメージとしては、金魚の餌が手のひらサイズになったような感じでしょうか?



モイストペレットをうまく作れるかどうかは、オリーブハマチ&ぶりのような養殖魚にとって大変重要なポイントなんですよ!
鴨庄の漁師さんの魚を育てる高い技術力の見せ所ですぴかぴか(新しい)



DSC_0686.JPGDSC_0685.JPG
そのエサをどういけすにいるぶりにあげるのかというと、
まず船をいけすに近づけ、船についた煙突のように伸びた金属筒をいけす側に倒していきます。


DSC_0600.JPG
すると、この煙突からエサが飛び出してくるんです!

DSC_0653.JPG
DSC_0674.JPG
凄い勢いでエサを食べるオリーブぶりの皆さん

エサは一気にバラ撒かれるという訳ではなく、食べるスピードに合わせた適量が養殖魚に与えられています。
そうしないと、魚たちがエサを食べ切れないんですねふらふら

DSC_0652.JPG
1つのいけすにいるオリーブぶり6000匹に対して、用意した280キロのエサ全てを撒きつくします。
エサやりを途中でやめてしまったり、量を減らしてしまってはいけません。
エサを食べれた魚と食べれなかった魚の差が生まれ、最終的に水揚げをすると魚の大きさにばらつきが出来てしまうのです。

12月は以前紹介した水揚げ作業と出荷作業の後にこのエサやり作業を行っていますあせあせ(飛び散る汗)
エサやり時間は、約3時間!


香川県漁協でお話を聞いた際に『魚を大きく育てるのは難しい』というお話がありましたが、
鴨庄の漁師さんの毎日の努力と積み重ねと高い技術があるから、大きなオリーブハマチ=オリーブぶりができるのですもうやだ〜(悲しい顔)

そんなオリーブぶりが食べられるのは今月末まで!ぜひその特別な味を確かめてみてくださいねるんるん


【オリーブぶり関連記事】
posted by sanuki-asobinin at 14:00| 香川 ☀| Comment(0) | ショッピング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。