山田製糖の白下糖つくりで使用した3つの釜は最も古いもので100年使い続けています。
なぜそんな長い間同じものを使いつづけているのかというと、昔ながらの製法を守り続けているがゆえにその釜やかまどが壊れてしまったら新しく作る人どころか修理できる人がもうこの世のどこにもいないからなのです。
それあと、先ほどまで110度で白下糖釜を煮詰めていた釜の中に入り、先の柔らかな稲穂の帚を使って長い時間をかけて掃除するんです。
これも昔ながらの白下糖を守るための努力の一つ。早朝から始まった白下糖の仕込み作業も3つの釜の掃除をし終わったあとにはとっぷりと日が暮れているんだそう。
今回特別に頂いてみました。白下糖ならぬ白下湯です。
『!?』
おいしい〜〜!!
黒砂糖をお湯で溶かしたものを数十倍深くした風味というべきか…
とにかく、初体験の甘ウマ!
山田さんの昔ながらの白下糖つくりを護ろうとする気持ちが釜を通じてしみ出しているのかも。そんな愛情を感じる味。
とにかく、初体験の甘ウマ!
山田さんの昔ながらの白下糖つくりを護ろうとする気持ちが釜を通じてしみ出しているのかも。そんな愛情を感じる味。