2012年12月22日

【山田製糖の白下糖つくり・おまけ】昔ながらを護ることと幻の白下湯

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昔ながらの製法で白下糖のみを頑に作り続ける、山田製糖の山田さん。


白下糖の仕込みも終わり、お風呂に入っているexclamation&question目




これは白下糖を作ったあとの釜の掃除風景るんるん

【前回までの記事】

山田製糖の白下糖つくりで使用した3つの釜は最も古いもので100年使い続けています。

なぜそんな長い間同じものを使いつづけているのかというと、昔ながらの製法を守り続けているがゆえにその釜やかまどが壊れてしまったら新しく作る人どころか修理できる人がもうこの世のどこにもいないからなのです。


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ですので、釜を出来るだけ長く保護していくためにも釜の掃除は仕込みごとに毎回、山田さんが丁寧に行っています。


まずは、白下糖を取り除いてからすぐに熱湯で釜全体を流してます。

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それあと、先ほどまで110度で白下糖釜を煮詰めていた釜の中に入り、先の柔らかな稲穂の帚を使って長い時間をかけて掃除するんです。
これも昔ながらの白下糖を守るための努力の一つ。早朝から始まった白下糖の仕込み作業も3つの釜の掃除をし終わったあとにはとっぷりと日が暮れているんだそう。




そんな白下糖の釜掃除で、一番最初に釜を洗い流す時の熱湯が白下糖が溶け出してとっても美味しいんだそう。
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今回特別に頂いてみました。白下糖ならぬ白下湯です。



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『!?』

スイーツが主食のかっしー、こんな表情見たことない!

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おいしい〜〜!!


香りも豊かで、甘い味がひじょーーーに濃いのに、しつこくない!
黒砂糖をお湯で溶かしたものを数十倍深くした風味というべきか…
とにかく、初体験の甘ウマ!

山田さんの昔ながらの白下糖つくりを護ろうとする気持ちが釜を通じてしみ出しているのかも。そんな愛情を感じる味。
気づいたらあっと言う間に飲み干してしまっていた…恐るべし山田製糖の白下糖。もとい、白下湯。


byはっとー



山田製糖
白下糖の問い合わせ先
TEL:0879-42-3384
※山田製糖の白下糖は道の駅・津田の松原物産センターでも販売中!【地図
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山田製糖の白下糖
中・1,450円
大・2,600円

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posted by sanuki-asobinin at 07:00| 香川 ☔| Comment(0) | ショッピング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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