2012年12月29日
新春1月2日は、長尾寺で三味線餅つき!!!太棹三味線で景気よく!!
2013年 1月2日(水曜日)
第77番札所 長尾寺にて、
三味線餅つきが開催されます
三味線餅つきとは???
キーワードは 3・・・
新春を彩る 恒例の行事
三味線餅つきが 今年も長尾寺で 行われます
三味線餅つきは100年以上続く正月行事
この日についたお餅で およそ150sもある大鏡餅を作り、
1月7日の力持ち運搬競技で 使用します
地元 「さぬき太棹三味線」のみなさんが演奏する、【こんぴら船舟】や【津軽甚句】にあわせ、3人のつき手が、リズムよく餅をつく「3本杵」また、どんどん つくタイミングを早くしていく「早つき」の妙技なども披露されます
この日 つかれる餅は およそ300s
朝 つき始めて、全てつきあがるのは夕方くらいになるそう・・・
その間、初詣に来られた方々の目を楽しませてくれます
軽快な三味線に合わせての「早つき」は ハラハラ・ドキドキ
見ものですよ〜
「何べんか・・・ 手も一緒に ついたな〜・・・」
・・・・ ・・・・
もう40年以上に亘って、三味線餅つきや力持ち運搬競技のお世話役をされている「大屋敷さん」に見どころを伺いました
「この行事は歴史が古く、色々な習わしがあります。餅つきは女人禁制・3の数が縁起がいいとされているので、全て3にまつわる様にする・1臼目についた餅は小餅にし、2臼目からの餅を 鏡餅にする」などなど・・・
3の数は、つき手が3人・杵も3本 三味線の絃も3本
なるほど
お父様の代から受け継ぎ、世話役をなさる「池田さん」
「この日につく餅は 神様に奉るもの・・・なので、配られることはありません。大鏡餅は、大きすぎて一度に作れない!!ついたお餅を3人がかりで伸ばしながら、上へ上へと重ねていくんです」
あまりに大きく・・・何度 餅を重ねたか分からなくなるので
【 おはじき 】を置いて、数えるそうです
【太棹三味線】を披露してくださる「長尾さん」
「毎年寒くて・・・手が凍えるんですもう、寒さとの戦い 」
そうですよね〜
【 太棹三味線 】は、東北で生まれた三味線で、歌や踊りと共に優雅に演奏される【 細竿三味線 】とは全く違い、三味線のみで、力強く演奏されるものです なので、演奏される曲も違いますし、楽器の作り・・音の響きも違います
猫の皮で作られる細竿三味線に対し、
太棹三味線は犬の皮が使われております
新春 1月2日
この長尾寺に響く太棹三味線の音と 餅つきのかけ声
これからの1年も 明るくしてくれそうな景気のいい音を
皆さんも楽しんでみて下さい
【 三味線餅つき 】
1月2日 9:00〜14:00(予定)
さぬき市長尾西 653
さぬき市長尾
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