1月7日、さぬき市長尾の長尾寺にて「長尾寺大会陽」が行なわれました!
餅投げの「福奪い」と



1月7日は長尾寺で☆大会陽&力餅運搬競技!!運試しと力試しだ〜♪ http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/311713192.html
まずは、「福奪い」
2日の三味線餅つきにて用意した餅約6,000個と商品と交換できる木札150枚が一気に参拝者に放り投げられました。
平日で仕事始めの人も多いであろう月曜日にも関わらず、この日の為に集まった人は約3,000人!
長尾寺大会陽の人気の高さを伺いしれます。
「福奪」はまずは長尾寺の屋根の上に設けられた特設屋ぐらから投下されます!
その後は女性達が軒から餅投げ。そして最後は長尾寺の住職さんがお寺のお供えものだった餅を投げてくださいました。
福奪い、投げられる方はまさにサバイバルスポーツです。取るか取られるか!
6,000個ありますので、結構自分のところにも飛んできます。
野球のフライを取るような感覚で餅を掴みましょう
球技な苦手な私でも1個取れました

先日お話を聴いた実行委員会の皆様や地元議員さんが一生懸命餅を投げてくださいます。
6,000個ありますので、結構自分のところにも飛んできます。
野球のフライを取るような感覚で餅を掴みましょう

球技な苦手な私でも1個取れました

投げる方も結構大変だそうで、「軽く投げてばかりでは遠くの人へは届かない、遠くへ投げようとすると力が入ってしまってうまく投げれない」んだそうです
この餅には一つ一つ食紅で「福」の文字が書かれています。なので福餅と呼ばれているんです。
これは3日の三味線餅つきにて、つきたての餅に書かれたもの。食べたら幸せになれそうですよね
詳しくはこちら→
新春【長尾寺☆三味線餅つき】賑やかに開催!!! http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/311128409.html

これは3日の三味線餅つきにて、つきたての餅に書かれたもの。食べたら幸せになれそうですよね


新春【長尾寺☆三味線餅つき】賑やかに開催!!! http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/311128409.html
この福餅と一緒になげられるのが、木札と福餅の袋の中にはいったお守り引換券。
木札は福餅と一緒に投げられるわけですが、当たると餅より乾いた音がして痛そう…
しかし、この木札は福奪いの後に交換所へ持って行けば…
ティッシュペーパーやカップ麺、ジュース等に交換してくれるんです!

中には、こんなに沢山木札や
福餅と商品をゲットした方も!
新年からいいことありそう!!
木札は福餅と一緒に投げられるわけですが、当たると餅より乾いた音がして痛そう…
中には、こんなに沢山木札や
福餅と商品をゲットした方も!

続いて行われたのがすっかりさぬき市の一大イベントに成長した「長尾力餅運搬競技」

巨大な鏡餅=力餅を三方と一緒に担ぎながら、25メートルのコースを往復しその長さを競います。
福奪いが終わると、早速ロープが引かれて競技ムードに。
コースには5メートルずつ線が引かれています。多くの観客達が今か今かと力餅を見つめます。。
今回使用する力餅は
上の餅→33キロ
計→164キロ
下の餅→47キロ
三方→84キロ
実際に持ち上げようとしたんですが、無理!
一番上の餅を持ち上げるのに精一杯です。
しかし、今年の重さ実は少し軽い!
例年は大体180キロくらいです。
なぜ差異が出てくるのかというと、力餅運搬競技の鏡餅はお餅をつく時に重さを計る訳ではなく、何回臼で餅を作ったかで決められていて、1臼ずつ餅を重ねていきます。
何枚重ねられたか、わからなくならないように【無患子(むくろじ)】と呼ばれる種をおいておはじき変わりにするんですよ。
くわしくはこちら
一番上の餅を持ち上げるのに精一杯です。
ネジかなんかで底が打ち込まれてるのでは!?と思うくらい。
抱えてもぴくりとも動きません><例年は大体180キロくらいです。
何枚重ねられたか、わからなくならないように【無患子(むくろじ)】と呼ばれる種をおいておはじき変わりにするんですよ。

これもかなりの重さです。
これを同じくらいの重さの小学生の子どもたちが100メートル以上運ぶからさらに驚きです。
さて、本番の大人部門!
今年の力餅運搬競技には9人の漢たちが一同に揃いました。
参加者は常連者もいらっしゃれば今年初参加の方も、県外者もいればさぬき市民の方もいらっしゃったり!
今年は若い世代も出場してくださいましたよ

控え室では参加者が力餅を支える座布団をサラシでコルセットのように撒いていました。
このサラシがゆるければ、餅を支えることが出来ず落としてしまい、大怪我をしてしまう危険性が…
ですので。大人数人がかりで息も苦しくなるくらいキツくキツく固定します。
今年の力餅運搬競技には9人の漢たちが一同に揃いました。
今年は若い世代も出場してくださいましたよ

控え室では参加者が力餅を支える座布団をサラシでコルセットのように撒いていました。
このサラシがゆるければ、餅を支えることが出来ず落としてしまい、大怪我をしてしまう危険性が…
ですので。大人数人がかりで息も苦しくなるくらいキツくキツく固定します。
昨年優勝者の段さん。
今年で6回目の長尾力餅運搬競技。
誘われて力餅に参加し、初出場で初優勝!それからは6回のうち4回優勝。今回優勝すれば3連覇となります!
今年で6回目の長尾力餅運搬競技。
誘われて力餅に参加し、初出場で初優勝!それからは6回のうち4回優勝。今回優勝すれば3連覇となります!
昨年は四国・中国地方で参加した力餅運搬競技すべて優勝したという、まさに「力餅の申し子」!!
競技は昨年優勝者の段さんから始まります。
餅を見つめる目線は真剣さを越えたアスリートの表情。
長尾力餅運搬競技の力餅は三方と餅が固定されていません。
全国に力餅運搬競技はありますが、これだけの重さがありながらも餅と三方が巻き付けられていないのは長尾力餅運搬競技だけです。
力だけではなく餅と三方を綺麗に持つ技術も求められます。
出場者は3回まで自分にあった持ち方を探り、スタートします。
最高記録保持者の大浦さん。
過去19回連続の優勝経験のある『Mr.力餅』です。
徳島でスポーツジムを経営しており、お相撲さんのような廻し姿は競技名物になっています。過去19回連続の優勝経験のある『Mr.力餅』です。
その集中の高め方たるや、格闘技選手のようでした。
9人の結果が出そろい、いよいよ結果発表…



優勝:段さんへインタビュー!
今回の優勝者、段さんの記録は52.3メートル!
おめでたい3連覇です!
今日は例年比べていかがでしたか?
「今日は天気が良く、比較的コンディションに恵まれた。長尾の力餅運搬競技は自分が出場している様々な場所の力餅運搬競技の中で最も難しい大会の一つ。三方と餅が固定されていないから。そんな大会で、まずは優勝できて嬉しい」
段さんはアームレスリングの選手という顔も持っています。腕は太くてカチカチです!!
力餅運搬競技に必要なのは腕の力?

最後にちょっと気になる力餅の今後ですが、
餅は大きな裁断機で小さく切られ、長尾寺の檀家さんや地域の方々に配られていきます
これだけのパワーが注ぎ込まれたお餅。食べたら元気になれそうですね優勝:段さんへインタビュー!
おめでたい3連覇です!

「今日は天気が良く、比較的コンディションに恵まれた。長尾の力餅運搬競技は自分が出場している様々な場所の力餅運搬競技の中で最も難しい大会の一つ。三方と餅が固定されていないから。そんな大会で、まずは優勝できて嬉しい」

「大切なのは腕より下半身の力だと思う。そして力以上に経験が大切。とにかく競技に参加して、力餅運搬競技の魅力に触れてほしい」
そう語っていただきました!
餅は大きな裁断機で小さく切られ、長尾寺の檀家さんや地域の方々に配られていきます


もちろん3人とも参加しました
女性は子どもたちと同じ45キロの砂袋を持ってその距離を競います。

女性は子どもたちと同じ45キロの砂袋を持ってその距離を競います。
持てば持つほどずしりときて、より一層しんどくなります。
手放してしまった瞬間の開放感はものすごいです!

来年こそ優勝めざしてがんばります。
そう仰って頂けるなんて嬉しい限りです!
あの力餅を抱えて往復で戻ってきた川崎さんの姿は今も脳裏に焼き付いて離れません!男らしかった!
次回優勝へ応援していますo(^-^)o
段さんのインタビューの時に近くにちょんとお父さんを見つめていたお子さんの瞳の奥の輝きが印象的でした(〃∇〃) ずっとずっと自慢のお父さんになるんでしょうね!