2013年 1月半ば
雪の積もる さぬき市大川町南川に
香川県JA四国大川女性部・桑茶研究グループの
お母ちゃんたちがいました


お母ちゃんたちが ノコとはさみで刈込みしているのは
桑の木

5月〜6月になると、青々とした新芽をつける
あの桑の木です
さぬき市の特産品となった桑茶や桑パウダーを作る為・・・
母ちゃんたちは 冬の桑畑でも、黙々と作業を続けます
まだ 新緑の香る頃・・・

母ちゃんたちは 朝の7時前にはこの桑畑に集まり
新芽を摘み取っていました
のっきーの初体験☆蚕もびっくり☆
http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/274045640.html
のっきーの初体験☆桑の葉摘みpart2
http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/274668003.html
ものすごい山の斜面にある桑の木から新芽を摘み・・・
摘み取ったものを担いで トラックまで運びます
たった13〜14人のお母ちゃんたちで続けられる
この作業・・・
のっきーでも、かなりキツイ作業でした
お母ちゃんたちは、
「ただ、この町にある物を活かしたい!!!そして、カラダに
いいものだからこそ・・・この町の人に食べてもらい、
元気でいてほしい!!」
そんな思いで ここまで頑張っているのです
また、猿害対策としても、重要な役割を果たしている事を
ご存じですか?

桑は、夏にポリフェノールたっぷりの美味しい実をつけます。
その実を食べに来た猿は、どんどん子を増やし、里山に
下りてくる・・・ 結果、農作物を荒らす猿の被害が拡大します
その被害を食い止めるため、1haの桑園を整備し、低木化を
図りました。低木化した方が桑の新芽を摘み取りやすくなり、
そうすることで、良質な桑の葉が採れるようになったのです

摂れた桑の葉を、この地域の特産とすることで、みんなに
還元ができ、また、その利益で桑畑や山の整備もできます

猿や野生の動物を傷つけるのではなく、
動物たちとの共存も、なされているのです。

しっかりとした新芽が出てくるよう・・・
また、低木化の為、冬のうちに木の刈込をしておくのです

のっきーの背丈くらいまで伸びていた桑の木が、膝上くらいの
高さに揃いました

こうした お母ちゃんたちの努力があってこそ・・・
豊かな自然だと・・・感じられる私たちがあるのです
そして、豊かな自然に育まれた 美味しいものが
頂けるのです
さぬき市の良い所・・・
その良いところを作っている お母ちゃんたちは
さぬき市の宝であり、誇りだと 思います
BYのっきー

桑の葉 関連記事
<アイナふろーりあんと【大結願の桑スィーツ】
http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/274943794.html
<菓匠松井さんで出会った桑スィーツ>
http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/274910587.html
<簡単・美味しい!手作り桑スィーツレシピ>
http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/276395778.html
<桑茶の買える場所☆かあさん茶屋☆>
http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/275459611.html