2013年02月08日

牡蠣三昧!幻の『源内かき』【2/10 10:30~冬のうまいもんまつり】


2月10日(日)にさぬき市役所駐車場で行われる『冬のうまいもんまつり』
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貴方は、おそらく初めて『とある牡蠣』を目にするでしょう。
なぜならその牡蠣は幻の牡蠣だから…

2月10日(日)の『冬のうまいもんまつり』かき三昧ブース。
とれたての牡蠣がそのまま食べれる牡蠣焼きコーナー、揚げたてカキフライ、とろけるカキシチュー、巨匠の技が詰まった牡蠣シュウマイと貴方は牡蠣のラビリンスに迷い込むでしょう…





牡蠣といえば、志度湾周辺だと牡蠣焼きのあるさぬき市志度や牟礼町が有名ですが、

実はさぬき市鴨庄が香川県の牡蠣養殖の発祥の地。
志度湾では、もっとも多く牡蠣を出荷養殖しています。

にも関わらず、イマイチな知名度に鴨庄漁協では毎年『鴨庄かきまつり』という牡蠣のイベントを行っていました。

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今回の『冬のうまいもんまつり』
実は去年までの鴨庄の牡蠣のPRイベント『鴨庄かきまつり』
さぬき市の冬の美味しいものと合わせてさぬき市全体単位にグレードアップさせたお祭りなんです。


「鴨庄かきまつり今年ないんか〜」と残念がっていた貴方!
さぬき市市役所駐車場での「うまいもんまつり」に是非参加してくださいね♪





そして、鴨庄漁協のもう一つの新しい取り組み…それが!
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鴨庄漁協のブランド牡蠣、『源内かき』源内かきとは鴨庄漁協の牡蠣養殖業者が育てる大きくて身がプリップリプリとした牡蠣のこと。
志度湾でとれる通常のむき身牡蠣は一個15グラム前後源内かきは20グラム以上!
東京での市場の固定化を狙い、昨年7月に商標登録されたばかりです。


ひらめき牡蠣の原点ならではの源内かきのヒミツに迫ってきました。



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鴨庄の漁協はただいま牡蠣の最盛期を迎え、慌ただしく頑張っています。


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そんなお忙しい中、源内かきの養殖場を見せていただけること!ありがとうございます…(´;ω;`)
ここに源内かきのヒミツが!




さて、話は初冬にもどり私とかっしーさんで初冬に志度湾で養殖される牡蠣の水揚げを見に行きましたが、

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長い紐が海に吊るされていてそこに種牡蠣付きのホタテ貝がついてましたよね?

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冬の水揚げでは、一枚のホタテ貝に花びらのように密集して牡蠣が育ちます。
しかし、密集するとそれだけ、牡蠣の発育をどうしても妨げてしまうんです。


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そこで水揚げしたあとホタテ貝から牡蠣をはずし、大きな牡蠣を選別します。

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その様子はまさに選抜総選挙!!容赦ない!




ここで小さな牡蠣や見込みのない牡蠣は否応なく殻がむかれ、通常の加工用牡蠣として出荷され、私たちの食卓に並びます。

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そして、選抜(牡蠣)メンバー達は、牡蠣を専用のかごに入れて海に帰す…

「つりこみ」という作業をします。これが一番大事な作業。
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選抜牡蠣は海のゆりかごの中でゆら〜ん大切に2週間から20日程度、のびのびと育てるのです。

しかし抑圧された環境からの開放されたからといって全てが源内かきになるわけではありません!



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育ちきった牡蠣はまた水揚げされ、
その中でさらに選別を行い、かごの中でより大きくなった牡蠣だけが源内かきとして出荷されるんです。


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もう一度水揚げされた牡蠣、黄金色に輝いてる!!ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)




「計ってみなわからんけど『源内かき』ならサイズはこれくらいかなー」
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と手渡してくれた牡蠣は、手のひらに余る超ビックサイズ!
ロングサイズのタバコとくらべるとその大きさの違いがよくわかります。


これが選抜の中の選抜…
より抜かれた源内かき達はまさにAKB48の『神7』ならぬ『牡蠣7』!





それを証明するかのように、数十年に一度の牡蠣の豊作とうたわれるほど良かった昨年度の鴨庄の牡蠣でも、
『源内かき』名前をつけて出荷できた牡蠣は全体のわずか2%。


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取材日も最盛期にも関わらず、源内かきの基準を満たし出荷されたのは、わずか30キロ。


どれだけの狭き門かおわかりいただけたでしょうか…





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そんな、源内かきのおいしさのひみつも教えていただきました!
源内かきは『旨味、弾力、大きさ』揃った牡蠣!
三陸や北海道で2年かけて育った牡蠣に比べるとほんの少しだけ小さいですが、1年で育ちきった若い牡蠣なので柔らかくって身がぷっりっぷり!小粒のものと変わらない旨味が詰まっています。


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源内かきの印はこの黄色いタグ


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源内かきはむき身で東京築地市場へ出荷されています。
東京でも「味がいい」と大好評で、今も出荷前から東京の買い手がついている状態。
せりにも出ず東京ですら「幻の牡蠣」となっています。(もちろん県内の市場でも出回っていません。)




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それが『源内かき』!!!!










どうです?食べたくなったでしょ??(〃∇〃) 



その「源内かき」がなんと…

2月10日(日)のうまいもんまつりにて、


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特別に30個入り50セット限定で販売されます!!

しかも、今回は会場の牡蠣焼きブースで源内かきを食べてほしいということから、むき身ではなく特別に殻つきの状態で販売。



もし源内かきが売り切れになってしまっても、大丈夫!
鴨庄漁協がうまいもんまつりで販売する殻付き牡蠣は、
一度目の選抜をクリアし、源内かきと同じく専用かごに入れて海にかえし育てなおされた牡蠣。


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ホタテ貝から離したばかりの牡蠣。

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こちらがホタテ貝から外され、2週間〜20日海のゆりかごで育てなおされた牡蠣。


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この2つの牡蠣大きさは一緒ですが、身のハリ具合は一目瞭然!



「源内かき」と同じプリップリで旨味がぎゅっと詰まった、他とは一味も二味も違うさぬき市の牡蠣をかき焼きブースで遠慮なく焼いてください。( ̄¬ ̄*)

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冬のうまいもんまつり 
開催日程
平成25年2月10日(日) 10:30〜15:00 
開催場所
さぬき市役所駐車場 



チラシの通りのプリップリの牡蠣が貴方をお待ちしておりますよ♪
普通の殻付き牡蠣は12個で1,000円。
『源内かき』のお値段は来てのお楽しみとなっています♪

昨年、鴨庄漁協で行った『鴨庄かきまつり』では、殻付き牡蠣は早い時間には売り切れてしまったほど大人気!

殻付きの源内かきや、その他の殻付き牡蠣は持って帰るもよし、その場で焼いくのもよし!
牡蠣好きにとっては夢のイベントをお見逃しなく!

byはっとー

【源内かきについてのお問い合わせ先】

鴨庄漁業協同組合

TEL:087-894-1056

FAX:087-894-1050


posted by sanuki-asobinin at 23:59| 香川 ☁| Comment(0) | ショッピング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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