こんにちは、かっし〜です
のっき〜の記事に続いて、歩き遍路ご一行レポート☆
2013年2月4日に善通寺をスタートし、旧へんろ道を歩き続け、
2014年5月にまた善通寺へと帰ってくる「お大師様と歩む四国遍路」のみなさん。
さぬき市志度「詠智会」さんでお接待を受けたあと
86番札所志度寺に到着されました。
山伏や修験道でおなじみの「ほら貝」の音色とともに…
それを志度寺で待っていたのは…
そう、歩き遍路の同士…
さぬき市のマスコットキャラクター「さっきー」ちゃん☆同じ歩き遍路として、ここまでの疲れを癒す握手…!
障害者就労支援施設「真珠の杜しど」のみなさんから、お接待。
ちんすこう&ミニ金剛杖のおみやげ。
たんぽぽの風企画さんの作品。
真珠の杜しどさんもお手伝いをされています。
社務所でちゃんとお遍路さんのおみやげ用に販売もされているんです!
そしてお接待の御礼に…とお遍路さんからは納め札を頂けます。
この納め札は今回の歩き遍路のために特別に作られたもの。
この札はお大師様自身であり、頂いたものは功徳を受けられるといいます。
かつて歩き遍路では、行く先々でこのような風景が見られたと言われています。
お接待をすれば、お大師さまをお連れしたお遍路さんからありがたい御札をいただける。
それを家の高いところに祀って家のお宝にする…
お接待はする方もされる方もお互いの感謝の気持ちから続いてきた、とても自然な習わしなのです。
この御札はお大師様が宿ると言われていますが、今回の歩き遍路にはお大師像が同行されているのも大きな特徴。
みなさん、優しいお顔に癒されていました。
お接待をするとありがたいことがたくさんあります。
その後、志度寺境内でお務めが行われ…(こっそりさっきーちゃんも参加)
今日は雪や雨といった天候のため、こちらで終了。
ここから善通寺まで一旦戻って、解散。
次回3月に行われる第3回目の歩き遍路まで各々の生活に戻ります。
先頭をほら貝を吹き鳴らしながら歩く47番札所八坂寺の八坂さん。
※ほら貝は八坂寺さんが修験道のお寺なので常から活躍しているもの。
「お坊さんにとって歩くのは練行。なので寒い辛い…というのはあまりないですね。
今回は世界遺産に登録されるへんろ道を歩くということで、アスファルトの道からぬかるみまで様々あります。ただアスファルトの道を歩くより、厳しい山道を歩くほうが感慨深いものがあります。」
そんな八坂さん、今回の歩き遍路には、
「お遍路さんを導く先達さんにこそ歩き遍路に参加してもらって、気を引き締めて貰いたい。」という想いがあったそう。
それを受けて徳島から参加されている若い先達の松本さんは…
「今日は雨や雪が降って大変だったけれど、これも思い出の一つ。
お大師さま、寺院さん、たくさんの先達さんと一緒に歩けるのはまたとない機会。
普段沢山の方々を率いている時とはまた違った気持ちでお務めができているし、新たに先達としての気持ちが引き締まります。」
次回は3月8日、9日。
志度寺から大窪寺までの過酷な道を歩きます。
お大師様とともに歩くお遍路はまだまだ始まったばかり。
見かけた方はこれぞお遍路…と、四国ならではの風景を暖かく見守っていただき、応援頂きたいと思います。
「お大師様と歩む四国遍路〜 四国霊場八十八箇所開創1200年祭にむけて」
詳しくは四国88箇所霊場会のホームページをチェック!