2013年03月05日
生きる強さと喜び・平和への願いを込めて☆祖父・故川田一一と孫・千田豊実の二人展IN21世紀館さんがわ
【鎮魂】〜後世へ伝える平和への祈り〜
祖父・故 川田一一と孫・千田豊実の二人展のご紹介
http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/336490855.html
遠いシベリア・・・極寒の地での抑留
還りたい・・・
【鎮魂】
集まりし 魂・・・
生きる強さを学び、生きる喜びを知る そんな「二人展」が・・・
本日より開催 IN 21世紀館さんがわ
何かに引き寄せられるような・・・静なる強さを感じるここ・・・
21世紀館さんがわでの 「二人展 」
館内には当時の遺品や写真パネルなどが展示されており、その様子を伺い知ることが出来ます
辛く苦しかったシベリアでの抑留生活そのものを描いた川田さん
70歳で、初めて筆を持ったという川田さんの絵に
変化が訪れたのは10年くらいたったころから・・・
供養や鎮魂の願いを込めたものが多くなったそうです
そして亡き祖父の想いを受け止め、
その心を傍らで描いてきた孫・千田豊実さん
千田さんの描くこの画法はアクリルの絵の具を使った点描写
点で、時間やその場の空気を表し、その空間が揺れ動いている様を表現しています
「必ず回復する!」と言った祖父・・・
無くなった友の鎮魂を願う祖父の所に、蛍となって帰って来た魂
晩年の祖父・川田さんを、孫の千田さんが描いた作品です
実際の絵を正面から見ると・・本当に胸が熱くなる程に、祖父の川田さん・孫の千田さん両方の想いが伝わってきます
そして・・・
この二人展と共に・・・
丸亀市出身で、世界中を旅する「中島 厚」さん
中島さんは 2011年に、バイクでロシア・シベリアを旅した際、日本人が抑留された場所を訪れたそうです。その時に撮影した写真も館内に展示されています
〜 中島 厚 旅の写真展 〜
「夏でも、寒い国ですからね・・・食べ物もないその時代・・とても辛かっただろうと思います」
「写真を通して、シベリアの現状とともに、強制労働によって作られたものが、今でも残っているということを知ってもらえたら・・」と話してくださいました
今でも残る日本の足跡・・・けれど、そこにあった悲劇を、現地の人は知りません
二度と繰り返してはいけないものだから・・・誰かが語り継いでいかなければならないのです
― 関連プログラムとして ―
「舞鶴・引揚語りの会」語り部による講和会が開かれます
日時: 2013年3月9日(土)・3月10日(日)
(10:00〜 と 13:00〜の各2講演づつ)
場所: 21世紀館さんがわ
NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」語り部、舞鶴引き揚記念館前館長の宮本光彦氏による、抑留に関する写真パネルや遺品等についての詳しい説明もありますふるってご参加ください。
BYのっきー
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