始まりました――――!!
松田先生と行く!!
さぬき市古墳巡りツアー
さぬき市を一緒に走りまわるうち・・・
そこそこで目にするたくさんの古墳の看板に洗脳されてきた
あそ達メンバー

「さぬき市の古墳って・・・そんなに面白いの・・?

面白いですっっ!
「じゃ〜



そして決まった この古墳ツアー

案内して下さるのは

【松田 朝由先生(大川広域行政組合)


数々の古墳や遺跡、埋蔵物などを研究されてきた
松田先生は、さぬき市出身

好きで・・・今では石の町【牟礼町】に住んじゃうくらいの
石博士でもあります

そんな松田先生と行く・・
まず1か所目の古墳は・・・

ココ!!!「うのべ山古墳」
しかし・・・
ここが古墳ではないのです

パワースポットでもある「うのべ山古墳」はこちら



「うのべ山古墳」

この古墳は様々な石を積み重ねて造られた積石塚と呼ばれるもの・・・一見、角が丸い大きな石が目立ちますが


古墳の周辺は「塩出」と呼ばれる地名。古墳時代当時は、このうのべ山古墳の近くまで海水が入っていたと想像されます。なので、古墳周辺から持ってきた石だということが分かりますね


香川の石と言えば・・・
何と!!!
昔から


「香川県の石は、権力の中心であった畿内や、九州の方
の古墳造りにも使われているんですよ」
キランっっ


「しかも、その古墳を造る時期も畿内に遅れる事なく!!!」
「それって・・・もしかしたら、香川がトレンドの先を行ってたかもしれないって事?!

やるね!!香川



うどん以外に


そして・・・ 古墳全体を見渡してみると・・・

こんな感じ!!前方の方は木に覆われていて
ほとんど見る事ができませんが・・・
それでも、後円部に立って見渡すと・・・
小っちゃい、しっぽのような前方部を感じることができます

しかも・・・かなり低い!!!
…ということは

古墳時代前期・・・しかも、古墳出現期!!!
四国最古級という事が分かって来ています



そして・・・ この古墳の発掘はまだされておりません

「海辺に建てられる墓は 女帝の墓が多い」とも言われて
ますが・・1説には、渡来人の墓の可能性も・・・?
また、この「うのべ山古墳」は、海辺から見える方向部分だけ、大きく作られており、後円部の裾も広げてあるんです

海からくる来客に、より大きな印象を与える為では?
と考えられています

う〜ん・・・ますます発掘してみたくなる 神秘の場所です

この古墳を守ってきている方々にお話しを伺いました

【うのべ会の代表を務める川渕さんご夫婦と
同じくうのべ会の宮崎さん(右はし)】
この、うのべ山古墳の魅力に惹きつけられ、古墳を綺麗に守っていこうと活動されて7年目のみなさん


そして今・・・想いが一つとなり始め、みんなで古墳を守ろうと、地元の方の協力が増えてきたという事


古代より・・・
想いがつながってきているんですね!!!
古墳まつりの様子はここをクリック

毎年10月に行われている「うのべ山古墳まつり」は今年は5月19日の第3日曜日に開催される予定だとか

bYのっきー
