2013年03月13日
〜ぶらり☆史跡めぐり〜 結願寺はここだった?!【西教寺の磨崖仏】&【鬢盥】
のっきーです のっきーが、どうしても行って
見たかった所・・・
それが 【 西教寺の磨崖仏 】
弘法大師が一夜にして彫ったと言われる磨崖仏が・・・
この寺「西教寺」の奥の院にあります
実は・・・
さぬき市大川町にあるこの西教寺こそが
結願の寺に なるはずだったのです
西教寺の西の道を進むこと200m
すると出てくる・・・ 火山(ひやま)へと続く山道
看板はこの道を示し 「磨崖仏→」と出ている・・・
覚悟を決めて、手には杖を持ち、いざ 出陣
綺麗な遊歩道になっていて、意外に気持ちよく通れます
しかし・・・かなり急で、一段一段が高い
それでも、下に目をやると・・・落ちている石は
どれも真っ白!!!
「火山(ひやま)だっっ!!!」と感じさせて
くれるのです
※古墳時代から 白い火山の石はブランド石として
諸国へと 伝えられている
15分ほど登り・・・
かなり息切れがしてきた頃
見えた――――!!!
弘法大師が一夜にして彫ったという磨崖仏!!!
伝説によると・・・弘法大師がこの像を掘り終える前に
鶏が鳴いてしまったので、途中で中止し、大窪寺へ
向かったという・・・
旅の最終路にありながら、何故これだけの像を
掘ろうとしたのか・・・?
この場所を、結願の寺として弘法大師が選んでいた
からでは??
この像は、凝灰岩に彫られているので、崩れやすい
その為、下部が欠落しているんですが・・・
でも・・・
「薬師如来像」の下に・・・
なんとなく弘法大師が現れてきているように
見える!!!
なんとも不思議なパワーさえ 感じる場所でした
実は・・・この磨崖仏までは車でも来ることが出来ます
でも、のっきーのように、火山を肌で感じたい人は
遊歩道を歩いて 登りましょう
そして・・・ もう一つ
どうしても見たかったもの・・・part2
「鬢盥 (びんだらい)」
この火山の山頂に、汲んでも汲んでも尽きない
ほどの水を湛えている穴があるという
昔、土佐の長宗我部元親が、雨滝城を攻めた時・・・
合戦が終わって疲れた兵士が
ここで、鬢(びん)を洗ったという
その場所へは・・・
確実に山道を登らなければ なりません!!!
山の中腹にあった「磨崖仏」を過ぎ・・・
ひたすら進む事15分
その昔・・・ やっぱりたくさんの落ち武者が来たのかな・・・
誰かが建てた 供養搭が道の脇に並びます
一人登山の のっきー
「引き返そう!!!」・・と・・・
5回は 思ったさっっ
それでも
前へ前へと歩いていくと・・・
きた――――――――――っっ!!!
【 鬢盥 】
本当に水が溢れてる・・・・
そして・・・この向こう側に・・・
ご褒美の絶景―――――
パノラマ〜〜 これは・・・確実にさぬき市bPの
初日の出、お勧めポイントなんでは ありませんの〜〜?!
真正面の海からの 日の出になるに違いないっっ
だって・・・津田SAもうのべ山古墳も
はっきり見えちゃう
―火山登山―
歴史と神秘な力と ご褒美の絶景
素晴らしい場所ですよ〜
BY のっきー
〜 おまけ 〜
火山の近くに来たら、山を見上げてみて
中腹に、【磨崖仏】が見つけられるかもしれませんよ
西教寺奥の院
香川県さぬき市大川町富田東1809 【地図】
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