2013年03月16日

絶景!行けば貴方も王様気分!?【富田茶臼山古墳・後編】

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高さ15メートル、長さ139メートル!

四国最大の古墳『富田茶臼山古墳』を登りきり、
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我々が見たものとは!?!?



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絶景!
視界を遮るものが何もありません!


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さぬき市はもちろん五剣山までも綺麗に見えます〜ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
この景色を独り占め!王様気分が味わえます!有料



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富田茶臼山古墳の後方部に来てみました。後方部には妙見神社という神社が建っています。
この下には、四国で一番偉かったであろう人物が今も眠っていると思われます…!


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富田茶臼山古墳の周りには、茶臼山古墳に従属するように『陪塚』という四角い古墳が3基あります。
この『陪塚』がまわりにある古墳というのは実はもの凄いことなんです!!

陪塚がある古墳は、大阪や奈良の天皇陵のような大きさも権力もビックサイズだった古墳にしかない特徴。

前編でもたくさん出てきた大阪や奈良の大きな古墳と同じ特徴がたくさんある富田茶臼山古墳。


それが出来るだけの絶大な権力があったことももちろんですが、都会の文化を積極的に取り入れる最先端に敏感な王様だったのでしょうねぴかぴか(新しい)

(かわりに今までのうのべ山古墳や岩崎山4号墳の持っていた瀬戸内海独特の古墳スタイルはほとんど引き継がれなかったそうです…とほほもうやだ〜(悲しい顔)

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前方部から東を見ると長尾街道。この先は当時の政治の中心の奈良まで続いていました。
茶臼山古墳の王様は奈良や大阪に強い憧れに胸をいっぱいにさせていたのでしょうか黒ハート


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ところでこの前方部はうのべや岩崎山のような今までの古墳とは違い、とっても広い平地になっています!
寝転がってゴロゴロできそう!

松田先生「新しい王様が生まれる際には、この前方部を使って王位継承の儀式が行われていたという説が出てきています。

どういう儀式かはっきりとはわかりませんが、前の王様が眠る後方部を背にして下々の者が見守る中、厳かな儀式がおこなわれたんだと思います」



民衆達が見守る中で新しい王様が誕生していたのでしょうか…!




名前の通り、富んだ水田の広がるさぬき市大川町富田。
そこが、四国の中心だったことをしめす大きな大きな王様のモニュメント!
貴方も富田茶臼山古墳で王様気分を味わってみてくださいねるんるん




【おまけ】

松田先生「実は、僕が学生の頃から行っている富田茶臼山古墳がよく見える場所があるんです…」
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そう言って連れてもらったのは『みろくふれあい市場』の駐車場の北側フェンス。
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松田先生「ここです!」

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おお!富田茶臼山古墳が上から見える!
横から見た時よりもさらに古墳の形が分かります!

王様をさらに上から見ることが出来る優越感!(笑)


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松田先生「学生の頃、初めて上から見た富田茶臼山古墳にとても感動したことを今でもよく覚えています。」
小さな時から古墳が大好きだった松田先生。ここでみた富田茶臼山古墳の感動が現在に繋がっているんですね。



byはっとー

【前編

さぬき市が四国の大都心!?四国最大の古墳【富田茶臼山古墳・前編】






posted by sanuki-asobinin at 10:00| 香川 | Comment(0) | 歴史・文化財 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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