4月7日、宇佐神社では『第三十四回 鎮花祭』が行われました。
爆弾低気圧の愛嬌で春の嵐が吹き荒れたこの日。
いつもとは少し違った鎮花祭となりました。
鎮花祭とは、約2,000年前崇神天皇の時代に流行った疫病を鎮めるために行われたのがはじまりの、古式ゆかしい祭儀です。
約80人が花興を中心にして行列となり、亀鶴島にあります宇佐神社の御旅所に向かいます。
約80人が花興を中心にして行列となり、亀鶴島にあります宇佐神社の御旅所に向かいます。
例年であれば亀鶴公園の池をわたり、この続く桜並木道を通り抜け亀鶴島の御旅所へと行列が続くのですが、
今年は爆弾低気圧の強い風と前日までの激しい雨の影響で宇佐神社の境内で行列と神事が行われました。
宇佐神社には行列を今か今かと待つ人でいっぱいです。
悪しき病気を桜の花に例えて、花びらをとどめようとしたのが『鎮花祭』の興り。散らないように防ごうとするお祭りなんですね。
しかし、まわりに池と桜に囲まれた宇佐神社ではなんともぴったりな名前のお祭りだと思います。
しかし、まわりに池と桜に囲まれた宇佐神社ではなんともぴったりな名前のお祭りだと思います。
さて、行列が始まりました。