やっちです♪
5月19日(日)に開催される
『源内さんもお茶めぐり 第9回 あ・うんの数奇大茶会』
長尾地域の会場の一つ
『極楽寺』に行ってきました(*^▽^*)

極楽寺は約1,280年前の、天平年間行基により寒川町石田東に建立。
大同4年の火災で消失し、鴨部東山に再興。
鴨部東山には、弘法大師が満濃池の修築の為に讃岐へお戻りになった時に再興。
前期の戦国時代にも火災にあい、長尾の末寺吉祥寺に移転し、極楽寺を称した。

鴨部にあった頃から、談議所(学問所)として子どもたちに学問を教えていたそうです。
庫裏は全部で13間。
明治のはじめにつくられて、100年あまり経っているそう。
談議所時代にも一度火災に見まわれ、書類・絵画などは焼けてしまったのだそう…。
約70体ほどある仏像は、僧侶・寺関係者が火災から守り無事だったそうです。
ご本尊の 『薬師如来立像』 は国の重要文化財認定。
※お茶会の時、ご本尊は開放されないそうです。

44代の桂洞法印は、高松藩の松平頼重公と仲がよかったそうです!
そのため定期的に交流もあり、この辺りの発展にもつながったそうですよ!!
お墓も残されていました。

五輪塔も鴨部にあったころからの物が残されていました。

庫裏内には昔のものが沢山ありました!
これは籠をかつぐ時に使っていたもの。
前4人、後4人の計8人で担いでいたのだとか( ̄□ ̄;)!

昔使用していた、小さな出入口。

立派な梁!

弟子部屋も残されていました。
昔は弟子が来客をチェックし、対応していたのだとか!

本殿の中も見せて下さいました。


沢山の絵が描かれていてビックリ!

極楽寺で珍しいものがまだあります!
それは、仁王像が石でできていること!!
こちらの仁王像は桂洞法印の時代に、
志度から歩いてきたと言い伝えられているそうです!!


極楽寺からの通り。
こちらまっすぐ、参道だそうです!

緑の矢印部分までが極楽寺の参道だそうで、
【B】の地点に、
『談議所其の一』と書かれた標柱が立っています。
大きな地図で見る
極楽寺はサツキの花が沢山咲きます♪
今年は少し寒かったのもあって、咲くのが通年より遅め。
咲き始めのサツキが楽しめます♪


これはサツキの雄花かも?



サツキは来週末頃見頃を迎えそうだとのことでした!やっちも来週末狙って写真を撮りに行こうと思います(≧▽≦)!
他にも木や花が沢山♪
大きな楠が立派です!

小さめの菖蒲、可愛いです(*^▽^*)


極楽寺では
濃茶席:佐々木 茂(武者小路千家)立礼席:中山 宗満(裏千家)・庭師青年部竹萌会
posted by sanuki-asobinin at 22:00| 香川 ☀|
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