2013年06月27日

天使の香り「幻のスモモ」を追え!@飯田農園(造田)

「スモモも桃もモモのうち」って3回言えるよ!はっとーです。

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さぬき市造田の「飯田農園」では、今、大石早生スモモ(プラム)が最盛期を迎えています。



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飯田農園の直売所も7月第一週の土・日オープンを目標に!
急ピッチで、出荷と梱包の作業が行われていました。





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飯田農園さんと言えば、黄金桃や白桃などはじめとする桃のイメージがありますが今作業に追われているのは最初にも行ったように、スモモの出荷作業。大石早生という品種のスモモが6月下旬から7月中頃まで美味しい季節を迎えています。


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みてください!宝石のようなスモモ!

飯田農園のスモモは、『ひうらの園』と書かれたステッカーが貼られて三越や大手スーパー、果専店にて販売されます。
見かけたら要Checkです!


この『ひうら』というのは飯田農園のもともとあった屋号。



「言葉自体は広辞苑にも載っているですよ」

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とお忙しいのにも関わらず、飯田農園さんの期待のホープ・飯田将博さんが大きくて分厚い広辞苑をわざわざ持って来て見せてくださいました。

『ひうら』=日が良く当たる場所。表山。
という意味があるんです。

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その言葉の通り、飯田農園の果樹園は南東向きの表山、日当り抜群。
おまけに水はけもよく、管理がしやすいという桃やスモモ作りには最高の環境なんです。


「土地が良ければいいだけ、桃やスモモの香りも良くなってくるんです」


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という将博さんの言葉のとおり、
飯田農園のスモモは、なんともいえない不思議な甘〜〜い香りがするんです。

口にいれると、薄いスモモの皮がパリンと弾けて、夢から醒めるようにスモモの甘い果汁が溢れてきます。


飯田農園のスモモのロマンティックさに酔いしれていると…


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「もっとイイ香りのする、僕が一番オススメの『幻のスモモ』の木があるんですよ」

幻のスモモ!!!
なんともまた甘美なお誘い!!
飯田さんに導かれるまま、農園を奥にすすんでいきます。





「これが、『幻のスモモ』です」
高さ2メートル程あるかないかの小さな木には青々としたスモモが遠慮ぎみに青い実をつけていました。DSC_0725.JPG
「2週間という短い間で、通常のスモモの木に比べて約3分の1程度しかスモモの実が取れないので、うちでは『幻のスモモ』と呼んでいます。

採算が取れないので同じ品種のスモモを作っている農家はほとんどいないと思います」


ほう!それは幻に呼ぶにふさわしいかも…!
なぜ飯田農園ではそんなコストのかかるスモモを作っているのでしょうか?


すると飯田さん言葉を丁寧に選ぶように、こう話します。
「このスモモ、熟すと他とは全く違う特有な香り…そう、まるで

エンジェルのような香りがするんです…」←本当にこういいました。


エンジェル(天使)のような香りってどんな香りなんだろう…

よくわからないですが、ただ一つ、確かなこと。
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幻のスモモに恋する青年がそこにいました。


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飯田農園の幻のスモモが実を付けるのは7月下旬から8月中頃まで。

昨年からこの幻のスモモをつかって、加工品の中でも最もよくスモモや桃の品種の良さと美味しさと香りが生かされる『アイス』にして販売していたんだそう。


この『幻のスモモアイス』は去年は即完売するほど大好評!
「今年も作りたいな〜」と話す将博さんと「今年は絶対食べたいな〜」と思うはっとーなのでした。




posted by sanuki-asobinin at 23:00| 香川 ☁| Comment(0) | 達人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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