
今回は『手打うどん 源内』の初代店主であり、御年70歳の現在もバリバリ現役の大将、藤田幸雄さんに話を聞いてきました!
(こちらは大将ではなく、大将が大事に育てている源内のシンボル・孔雀)
大将の藤田さんは「手打うどん 源内」のHPでうどん小話というコーナーを執筆されていました。
200遍に渡る『小話』は本として出版されているんです!
大将の藤田幸雄さんをはじめとする藤田さん家族で切り盛りする人気うどん店です。
実際の平賀源内からではなく、当時放送されていたドラマ『天下御免』の主人公・平賀源内から名前をもらったんだそう。
41年前の11号線は徳島から天野峠まで3、4件ほどしか飲食店がなく、さらに高松郊外のおうどん屋さんはとっても珍しかったんです!
当初は水道が通っておらず、井戸を掘って水を確保したんだとか。お店に入るとするに目に入るのはうどんの手打ち台。
『手打うどん 源内』はなんと!注文が入ってから麺を手打ちして、茹でてくれるんです。
源内はお客さんが来てから、麺を打ち始めます。
よく誤解されているのは、
うどんは麺棒で『引きのばす』ものではなく、言葉の通り麺棒でうどんを『打ちつけて』のばしていくのが本当の讃岐のうどん。

その美味しさの秘密を支えているのが全てのうどんに使われている、手打うどん 源内自慢の出汁。
毎年、伊吹島まで出汁に使ういりこを買いつけ、かつおとこんぶも出汁の作り方も41年前から何一つ変わっていません。
大将「出汁の材料で41年前から安くなったものは何一つとしてないです。それでも出汁は絶対に変えません。
これによってコシがあってしなやかな『さぬきうどん』が出来るんです。

うどん屋をめざして修行に来られた方が挫折してしまうほど、大変難しい手打ちの作業。
店長にかかれば、あっというまにうどん玉は、面になり、麺になります。

お客さんが来てから、うどんを打ち、茹でるスタイルも41年前から変わりません。
昔は「なんでこんなに出来上がりが遅いんだ!」と怒って帰ってしまうお客さんもいたそうですが、大将はそのやり方を変えませんでした。
大将「美味しいものを一番美味しいときにお客さんに食べてほしい、その思いがあったから。『お客さんが来てから手打ちして、茹でる』ことは手打うどん 源内で変えてはいけないものとして伝えています」
『手打うどん』の『打ち』とは打ちつけるの打ちなのですね!
うどん屋をめざして修行に来られた方が挫折してしまうほど、大変難しい手打ちの作業。
店長にかかれば、あっというまにうどん玉は、面になり、麺になります。

お客さんが来てから、うどんを打ち、茹でるスタイルも41年前から変わりません。
昔は「なんでこんなに出来上がりが遅いんだ!」と怒って帰ってしまうお客さんもいたそうですが、大将はそのやり方を変えませんでした。
でも、源内のカレーうどんはよくあるカレーうどんとは全くちがいます。
くわしくはこちら
一度食べれば!『手打うどん 源内』のカレーうどん【さぬき市志度】
→http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/289040436.html

その美味しさの秘密を支えているのが全てのうどんに使われている、手打うどん 源内自慢の出汁。
毎年、伊吹島まで出汁に使ういりこを買いつけ、かつおとこんぶも出汁の作り方も41年前から何一つ変わっていません。
なぜなら、僕は”うどん”は”出汁”で食べるものだと思っているから。さぬきうどんのスタイルが変わっても、これを変えてしまっては意味がないんです。出汁変えず、うどんを値上げしないように。もう格闘みたいなもんですよ(笑)」
現在も空手をやっている藤田さん、うどん作りでも常に戦っていたなんて…

そして、『手打うどん 源内』志度本店でどうしても気になる…

これ!看板に焼とり???キジ???

『手打うどん 源内』志度本店の東となりに、大きな鳥小屋があるのは御存知ですか?
幼い頃から鳥が大好きだった大将の藤田さん、ここで最初に飼い始めた鳥がキジでした。
そう、看板に書かれていたのは、その時のキジなのです!
今までインコ、オウム、錦鶏、鶴(!?)などなどありとあらゆる鳥を飼い、大将が世話をしてきたんだとか。


現在は孔雀とチャボが暮らしています。相性は抜群で、孔雀が生んだ卵をチャボが大切に暖めて孵したりするんだそう!Σ(゚Д゚)

このメニューと源内うどんがあったから、元祖『かしわうどん』が誕生したんです

ジューと溢れる肉汁、抜群の塩加減!!
もう絶品〜!
『昔はうどんは食べず、この焼とりとビールを飲んで帰るお客さんがたくさんいた』というエピソードにも納得です
手打うどん 源内はうどんだけではなく、焼とりも超オススメ!焼とりは持ち帰りもできます!
大将「自分が食べて美味しいと思うものしか、お客さんには出さない」
それが『手打うどん 源内』の当たり前の原点。でもそうやって、41年間の変わる時代の中で変わらない『讃岐のうどん』を守り続けてきたのです!
そして、『手打うどん 源内』志度本店でどうしても気になる…
これ!看板に焼とり???キジ???
『手打うどん 源内』志度本店の東となりに、大きな鳥小屋があるのは御存知ですか?
そう、看板に書かれていたのは、その時のキジなのです!
そんな大将の鳥好きが高じてできたメニューが看板にあった『特選焼とり』(650円)
大将が大阪まで焼とり修行をしにいって完成された味なんだとか。
若鶏肉の間に挟まれているのはネギではなく玉ねぎなのも昔ながらの焼き鳥そのもの。大将が大阪まで焼とり修行をしにいって完成された味なんだとか。


ジューと溢れる肉汁、抜群の塩加減!!
もう絶品〜!
『昔はうどんは食べず、この焼とりとビールを飲んで帰るお客さんがたくさんいた』というエピソードにも納得です

頑固な大将が選び抜いたメニューはその言葉のとおり、全てが超オススメ!(断言)