やっちです(*^▽^*)
夏の里山に涼みに来ていたら、
道の駅ながおから大窪寺への通り沿いに
『細川家住宅』という看板を見つけて行ってきました!
『細川家住宅』 は、さぬき市多和にある
昭和46年6月に国の重要文化財に指定された民家。
18世紀中頃(江戸時代)の建物で、細川家は農業を営んでいたそうです。
立派な茅葺屋根は、下までふきおろしたツクダレ形式。
これは雪対策で、滑り落ちやすいようにしているんだとか。
なるほど…。
母屋、納屋、便所などが並んでいます。
母屋は梁行6.1メートル(3間半)桁行12.8メートル(6間)で
18世紀中頃の建物と推定さています。
周囲の壁は柱を塗りこんだ大壁造りであり、
開口部は片壁引戸で狭い内部の柱はすべて
栗の曲材を巧みに使ったチョウナ仕上げになっています。
なるほど…確かに柱が曲がっている…。
母屋の間取りは横3間取りで土間(ニワ)、土座、座敷になっていて、
ニワはタタキニワでカマド、大釜、カラウス等が置かれています。
昔ながらの道具が沢山ならんでいます…。
土座は中央にいろりがあり、四国では最古の洋式といわれています。
ここで家族の団らんや、お客をおもてなししていたんですね…。
座敷は竹座で北中央に仏壇があります。
こちらは竹床になっています。
板を作るのに比べて入手が容易なのと、
当時の生活習慣との関係で採用されたんだとか。
『細川家住宅』の中はひんやり!
昔ながらの家は涼しいです♪
納屋にかけてある風鈴の音色もプラスされて、一休みにはもってこいです♪
歴史ある建物を見ることが出来て、
昔の人達の暮らしを想像するきっかけになりました。
是非皆さんも足を運んでみてください(*^▽^*)
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やっちが訪れた7月末には、住宅の周囲にお花が沢山咲いていました。
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細川家住宅
香川県さぬき市多和額東46 [地図]開放時間/9:00〜17:00(冬季は16:00) お問合せ先/さぬき市教育委員会 生涯学習課TEL:0879-42-3107
posted by sanuki-asobinin at 06:00| 香川 ☀|
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