香川県は豊かな瀬戸内海に囲まれているにもかかわらず、
若者を中心に魚離れが進んでいるといわれています。
それを改善するためにも!
「触れる・料理する・食べる」体験を通じて漁業・魚への理解を深め、
魚を取り入れた食生活を広めよう
というイベントがさぬき市津田町で開催され、地元の小・中学生と保護者
約20名が参加しました(*^▽^*)
さぬき市生活研究グループ連絡協議会と共同で実施されました。
香川県水産振興協会は年10回程料理教室を実施しており、学校や
県下4地区の生活研究グループと一緒にイベントを開催していて、
今回はさぬき市で開催されました。
魚についての説明をしてくださいました。
例えば瀬戸内海で捕れるマアナゴが、アナゴの中では一番美味しいと
言われているんですよ!
香川県は高品質な魚が捕れる瀬戸内海が目の前にあるので、
是非地元の魚を食べましょう!」
とお話してくださいました。魚についての知識が深められて、とても興味深かったです!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
続いて実習に入ります♪
まずは魚のさばき方を、講師の友澤敏雄先生が見せて下さいました!
友澤先生は高松市内でふぐ料理、海鮮料理展を営むプロの料理人。
まずは魚のさばき方を、講師の友澤敏雄先生が見せて下さいました!
友澤先生は高松市内でふぐ料理、海鮮料理展を営むプロの料理人。
アジは回遊魚で、冷たい水温に弱いため冬は瀬戸内海から遠ざかるけれど、
暖かくなると餌の豊富な瀬戸内海へ戻ってくるんです。
つまり、今の時期は瀬戸内海で沢山アジが捕れるんですよ♪
ゼイゴを取ります。
★ポイント★
左手は上に向かって指を広げる!(そうすると手を切りづらい)
包丁は魚に対して少し斜めに入れて進める!(包丁が引っかかりにくい)
次に頭を落とします。
次に腹の部分を少し切って、内蔵を出します。
その後水洗いします。
★ポイント★
三枚おろしにした後に洗うと味が落ちるので、
アジを洗うのは内蔵を出した後だけにすると良い。
三枚におろします!
★ポイント★
背中側、腹側から魚と水平に包丁を入れ、
骨に沿って包丁を何度も入れて少しずつ切る。
背骨に当たるところまで切り進めて、反対側からも同じように切る。
尾の方から身を持ち、背骨部分に包丁を当てて骨から身を外す。
身が外れたら腹骨を削ぎ落とします。
こんなに上手に出来ました♪
塩コショウを振って…
子ども達みんなで衣を付けて…
あとは揚げるだけ♪
油に入れるのも子ども達がお手伝いしました♪
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続いて巻き寿司の作り方を教えて下さいました♪
材料は卵、かにかま、キュウリ、アナゴ、ごま、青じそ♪
★ポイント★
左手は上に向かって指を広げる!(そうすると手を切りづらい)
包丁は魚に対して少し斜めに入れて進める!(包丁が引っかかりにくい)
その後水洗いします。
★ポイント★
三枚おろしにした後に洗うと味が落ちるので、
アジを洗うのは内蔵を出した後だけにすると良い。
★ポイント★
背中側、腹側から魚と水平に包丁を入れ、
骨に沿って包丁を何度も入れて少しずつ切る。
尾の方から身を持ち、背骨部分に包丁を当てて骨から身を外す。
塩コショウを振って…
★ポイント★
ご飯は海苔に押し付けず、ふんわりと広げること!
アジのアーモンドフライ
スズキのあらい(刺身を氷水に潜らせたもの)
カンパチの刺身
アナゴ入り巻き寿司
スズキのあらい(刺身を氷水に潜らせたもの)
カンパチの刺身
アナゴ入り巻き寿司
「講師の先生が子ども達にも分かりやすいように教えていただいたので、
大人も子どもも楽しんで料理することが出来ました。
水産課の方が魚についていろいろな説明をしてくださったので
子どもが魚に興味を持ってきたようです。
さぬき市生活研究グループの皆さんにも片付け等、細かな心遣いをしていただき
お世話になりました。」
案外上手に魚をさばけていたので、これからは家でも
包丁に触らせていこうと思いました。」
簡単なさばき方を教えていただき、是非家でもやってみたいと思いました!
料理に興味を持っていた子ども達も魚に触れて、自分で調理したことで
さらに自信がついたようです。
これからもお手伝いとして、料理に興味を持ち続けてくれると嬉しいです。」
「先生に教えてもらってした、鱗取りが楽しかったです。
巻き寿司を切るのは失敗したけれど、楽しかったです。
少し手を切ってしまいましたが、頑張りました!
とても美味しかったので全部食べてしまいました♪」
また家でもしてみたいです!」
是非地元の魚を食べたいと思いました!
季節の魚を知ることで、一番美味しい時期を知ることが出来ますし、
美味しく食べられるんだと知りました♪
やっちの子ども達も参加していたのですが、目を輝かせて調理していたのを見て
「また家で魚をさばかせてあげたい」
と思いました(*^▽^*)
もっと魚と触れ合う機会を増やしてあげたいです♪
「魚を使ったレシピのバリエーションを増やしてあげて
もっともっと魚を食べてもらいたい!
料亭のレシピではなく、家庭で手頃に出来るレシピをどんどん広めていきたい。」
と話してくださったのが印象的でした。
このようなイベントを開催予定だそうです。
是非お近くで開催された時には、参加してみてくださいね♪
香川県農政水産部水産課 漁業振興・流通グループ(TEL:087-832-3471)