たっくんとはっとーです!
頂上まで伸びる煩悩の火。
さぬき市大川町大国木の虚空蔵山(通称:お大師山)内
計60ヶ所に一斉に火が灯ります。
さて…今年は一体どのような光景になったのでしょうか…
大国木の大師堂から登ります。
阿条谷と大国木の2つの地域に渡る虚空蔵山(通称:お大師山)は
弘法大師が四国行脚の際に立ち寄ったといわれる由緒ある山なんです。
そのこともあり、弘化2年(1845年)小豆島の石工の協力も得て
四国八十八ヶ所の石仏の建立を発願しました。弘法大師が四国行脚の際に立ち寄ったといわれる由緒ある山なんです。
そして嘉永2年(1849年)、札所ごとに開眼
大供養を行ったことが大国木地区の大師堂の過去の資料に残っているそうです。
その石仏をつなぐように「お大師山の火祭り」では
たいまつに火を灯していきます。
この火祭りは、その年の無病息災を祈って行われます。
大正時代にお大師山の火祭りを中止したところ
大正時代にお大師山の火祭りを中止したところ
その年から疫病が流行ったという言い伝えが残っているんだそう。
今は8月の第4土曜日に開催していますが
以前は毎年8月20日に開催していたんだとか。
「お大師山の火祭り」の点火の合図はおまつり広場の鐘の音。
夜7時半、火祭り点火の鐘が鳴らされると幻想的な炎の光がほんわり山に灯ります。
おまつり広場からも炎は見えましたが、もっと遠くから山全体を見てみたい!
ということで急いで県道10号線沿いに移動〜!
大国木の大師堂からまっすぐ南に進めば、県道10号に出ることができます。
歩道から虚空蔵山(通称:お大師山)全景を見ることができました!祭りの為に、地元の方が朝早くから火を燃やすための薪を確保して準備しています。
しかしながらこの日は朝から大雨。
そんな中でも祭りを中止させてはならないと、地元の方は手を止めません。
お大師山の火祭りは地元の方々にとってはなくてはならないお祭りなんです。
そして火祭りの時間になると…ピタッと雨がやんでびっくり!
「お大師山の火祭り」の時間は不思議と天気がよくなってくるんだとか!
「お大師山の火祭り」の点火の合図はおまつり広場の鐘の音。
夜7時半、火祭り点火の鐘が鳴らされると幻想的な炎の光がほんわり山に灯ります。
遠くから見るとさらに綺麗。そして、おまつり広場からは地元の方の大正琴の音色が聴こえてきてさらに雰囲気を盛り上げます。
約15分の点火時間でしたが、見ているだけで心も体も癒されたような気持ちになりましたヽ(*´∀`)ノ
夏祭りと言えば、花火!
ですが、夏の終わりに静かな炎を見つめる時間は花火に負けないくらい風流で贅沢なものだなと思いました。
みなさんも来年はぜひとも、県内唯一の火祭りを見に来てくださいね!
夏祭りと言えば、花火!
ですが、夏の終わりに静かな炎を見つめる時間は花火に負けないくらい風流で贅沢なものだなと思いました。
お大師山の火祭り
開催場所/虚空蔵山(お大師山) 大川町阿条谷・大国木自治会周辺
開催場所/虚空蔵山(お大師山) 大川町阿条谷・大国木自治会周辺