のっきーです
広大な景色が広がる さぬき市多和の山中
草が刈られ、綺麗に整備されたこの山の斜面に・・・
およそ500本の栗の木があります。
早生の栗は すでに茶色く色づき始め
その実を落とし、収穫の時を迎えました。
いよいよシーズン到来 秋の風物詩
八十八庵の・・・
栗飯、本日9月5日より解禁です―――――!!
昭和34年 大窪寺の門前に「八十八庵」を開いた
創業者である先代が、店からほど近いこの場所に
栗の木を植えて以来・・・
その年にここで収穫された栗のみを使い
季節の限定メニューとして毎年登場するのが
「栗飯」です
「栗は育てるのに、結構手間暇かかるんですよ。」
そう話してくれるのは、八十八庵のスタッフである元木さん
「山の草を刈ったり、肥料やり・予防・・・。猿や猪が来ないように
朝夕見回って花火をならしたりね・・・。」
上り下りするだけでも大変な山の斜面ですが、
本当に良く手入れが行き届いていて・・・
いつまでも、見ていたくなるような栗園でした
手間暇かけて・・・愛情たっぷりに育った栗は・・・
かっし―の顔の半分はあろうかと言う大きさ
こちらの栗は、後2週間ほどで色づき、収穫できるそうです
収穫された栗は、八十八庵本店や、寒川町にある工場へと運ばれ
一つひとつ丁寧に、手作業で皮がむかれます。
包丁で皮をスルスルとむいていく2代目店主の井川さん
「毎年、従業員総出で、この作業をします。本当に
これが、なかなか大変な作業なんです」
分かります!!栗の皮って・・・少しの量をむくだけでも
大変なのに!!!
そうしてむかれた栗を、今度は奥さんが
地元多和でとれたもち米と一緒に、大窪寺裏山に湧くお大師様の冷水(金剛水)
に浸した後、蒸しあげます
八十八庵さんの栗飯は、お赤飯なんです〜
う〜んホクホク――――――――っっ!!!
お赤飯は優しい味付けで、栗の自然な甘さを引き立たせて
います。
ホクホクの栗と、モッチモチの赤飯が絡み合って・・・
相性抜群
めちゃくちゃ美味しい――――――
新鮮で、実がパンパンな栗だからこそ!!
のお味だと思います
「この時期に採れる美味しい食材を、
この時期に、美味しく頂く」
四季のあるこの国に生まれて、本当に良かった〜
八十八庵さんでこの栗飯が頂けるのは、毎年9月5日頃から
10月いっぱいまで
栗飯 700円
お持ち帰り用栗飯1折 800円
栗の収穫量によって変わりますが、大体1日50食程が
作られるそう 人気メニューなので、無くなり次第終了ですよ
秋の風を感じながら・・・ 皆さんも是非、味わってみてくださいね
八十八庵