2013年09月20日

造田神社の例大祭に向けて!『若宮』の獅子♪@造田


やっちです(≧▽≦)♪

さぬき市造田の造田神社で、2013年9月22日(日)、23日(月)に行われる
『造田神社秋季大祭』
前回の中組の獅子に続き、 『若宮』 の獅子を紹介します(*^▽^*)♪

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若宮には、中組とは違い 『キョウクチ』 がいるんです!



造田神社の西に広がる、宮西地区には宮西中、尽誠地区があります。
『若宮』 は尽誠地区の獅子。
宮西中と尽誠は 『若宮神社』 へ獅子を奉納しています。

ほとんどの獅子組が各地区の神社以外に 『造田神社』 にも
獅子を奉納しています。
そういった例は香川県内では珍しいのだそう!

確かに…やっち実家(中讃)の獅子は自分の自治会が所属する神社のみでの
奉納でした…。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

造田の獅子には 『平獅子』 と 『牡丹くずし』 という2つの流儀があり、
若宮の獅子は 『牡丹くずし』 。
牡丹くずしは自由な型で踊り、生き物として獅子を使っているんです。

若宮の獅子は昔、平獅子だったそうですが、
牡丹くずしに変わった今は、本流の牡丹くずしを伝えていて
ストーリーに合わせて獅子を使うんだそう。
他地区の牡丹くずしは各地区ごとの振付があるんだそうです。

若宮には、先日ご紹介した中組とは違い 『キョウクチ』 がいるんです!
キョウクチとは…獅子使いの童子のこと。
曲打ちがなまって 『キョウクチ』 となったのではないか…とのことでした。
『若宮』 でのキョウクチは、里の人を表しています。

若宮でキョウクチの役をしているのは、小学校3年生の多田くん。

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まずは練習前にストーリーの説明をします。

簡単なストーリーは次の通り。
山に住んでいた獅子が、里でお祭りが行われていることに
笛太鼓の音で気付きます。
獅子はお祭りに入りたいと思い、山から恐る恐る出てきます。
里の百姓と仲良くなり、仕事を手伝いながら自分は危害を加えることは
ないのだと思ってもらい、お互いが向き合うようになっていきました。
豊作祭では獅子とともに遊んで、ふるまい酒を共に楽しみました。
酒を飲んでも獅子は暴れること無く、里の人と仲良く過ごしました

ストーリーの通り、若宮の獅子舞は里の人達と獅子との関わりを描いています。
獅子だけではなく、里の人を演じるキョウクチにも、
とても大切な役割があるんだと思いました。

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話を聞いた後だけに、獅子舞を見せていただいた時はとても感慨深かったです。

獅子舞でとても大事なのは、やはり獅子頭。
獅子頭を扱う人を決めるには、ストーリーは全然教えずに振らせて
一番スムーズに動かせる人を選ぶんだとか。

先輩からのアドバイスなどを入れながら、動きを教えていくのだそうです。
「生きているように動かす」
のが一番の目標とされていて、上手な人は誰が見ても「生きている」ように
見えるんだとか。

どういうストーリーなのかを想像しながら
獅子舞を見てみるのもいいですね(*^▽^*)

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

『若宮』 の玉木輝行さんにお話をお伺いしてきたのですが、
玉木さんは13歳から、52年間獅子に関わっているんだそう!

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※写真向かって左から2人目、立っていらっしゃるのが玉木さん。

玉木さんが16〜25歳の頃、獅子が神社へ上がらない時期が
あったんだとか。
しかし、玉木さんともう1人の方で 「それではいかん!」 と発起し、
それからは一度も欠かさず神社へ上がり続けているんだそう。
お祭りで獅子が1つしか舞わなくても、近隣の方達は沢山見に来てくださったそうです。
そのうち復活する地区が増えて、今の10頭へ戻ったそうです。





造田神社秋季大祭
開催場所/造田神社 【地図
開催日時/
宵宮祭 9月22日(日) 18:00〜(獅子舞は18:30〜22:00頃まで)
本殿祭 9月23日(月) 10:00〜(12:00〜14:00頃まで)
神幸祭 9月23日 14:00〜
問い合わせ先/造田神社(TEL:0879-52-3751)


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posted by sanuki-asobinin at 08:00| 香川 ☀| Comment(0) | イベント・お祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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