2013年10月11日

多和神社例大祭のちょうさ、ココだけは見てほしい!@志度

はっとーです!

この週末、さぬき市志度は祭一色にそまる!


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10月12日(土)、13日(日)に行われる
『多和神社秋季例大祭』

13日(日)の本宮祭りでは多和神社から3km先の御旅所まで御神輿が出御する『御神幸祭』が行われます。
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11:30に多和神社を出発して、戻ってくるのは23:00頃!

昼夜ぶっ通し、御神輿と勇壮な8台のちょうさ(太鼓台)が練り歩きます。

およそ12時間盛り上がり続ける志度のお祭り『多和神社例大祭』ですが、
さすがにずっとは追いかけられない…



そこで今年の例大祭の当家(多和神社秋季例大祭や御神輿を先導する当番地区のこと)
『魁組』の金屋地区自治会長、
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中前文男さんに今年の多和神社秋季例大祭についてお話をお聴きました。

自らも志度の祭り男でもいらっしゃいます。

中前さん「多和神社や御旅所で行われる神事や獅子舞、浦安の舞、ハッピ…
多和神社秋季例大祭には色々な楽しみ方があります!」

そんな風に話す中前さんですが、
特にちょうさ(太鼓台)大好き!
中前さん自身も志度のちょうさに子どもの頃から参加しています。

中前さんに多和神社秋季例大祭のちょうさの抑えておきたい見所を教えてもらいます!



●18:00に御旅所へ行け!




18:00〜御旅所にて、各組の『奉納ちょうさ』、各地区獅子舞

補足情報!奉納ちょうさが終わると各組のちょうさの提灯がつけ変わります

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さぬき市志度塩屋地区の塩竃神社すぐ隣に『多和神社御旅所』があります!
17:00から御神輿が御旅所に到着します。
御旅所に御神輿がついてからは1時間ほど神事や浦安の舞、獅子舞の奉納がとり行われます。


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そして、18:00から以下8組のちょうさの『奉納太鼓(奉納ちょうさ)』が行われます。

  1. 『魁組(さきがけぐみ)』
  2. 『旭組(あさひぐみ)』
  3. 『明組(あけらかぐみ・あきらかぐみ)』
  4. 『幸組(さちぐみ)』
  5. 『豊組(とよぐみ)』
  6. 『寳組(たからぐみ)』
  7. 『勢組(いきおいぐみ)』
  8. 『鳳組(おおとりぐみ)』


1組ずつがそれぞれのちょうさの勇壮さをアピールします。

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上の写真、倒れているわけではありません。
「かやせ〜!」の掛け声でちょうさが返されるんです。


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(上の写真は魁組の太鼓練習の様子)

中前さん「奉納太鼓では子どもたちが叩く『どんとまかせ』の音色に注目です!
どんとまかせとは、太鼓を『ドコドコドコドコ〜』と連打すること。
これが始まったらら、それはちょうさが旋回する合図です」

ちょうさの下に8人の男衆がちょうさをぐるぐると横に360度回します。
旋回はすべての組がやるわけではありませんので、この音を目印にしてくださいね!




●ちょうさの昼の顔と夜の顔を見ろ!

奉納ちょうさが終わると、ちょうさは別のすがたに大変身!

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志度のちょうさには屋根がついています。
これは香川の西、西讃のちょうさでは、なかなか見られない特徴です。
ちょうさの屋根には組によって、組の名前が大きく刺繍されていて、
御旅所で横倒しにするときにそれが見えてかっこいいんです!

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そして、この屋根は『奉納ちょうさ』が終わった後に、取り外して提灯に付け替えるんです!



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県内でも、ちょうさの屋根をまるまる取り外して提灯に付け替えるちょうさは志度だけなんだそうです。
艶やかに光る提灯は夜の祭りの雰囲気をさらに良くします。





●志度の町を感じながら祭りに参加したい!

11:30〜『御神幸祭』御神輿出御

志度出身の今年還暦の男性が御神輿を担ぎます。
・御神輿が多和神社から御旅所に出発、多和神社の下で待つちょうさと合流


御神輿が多和神社を出御してから長い時間かけてゆっくり見ようと思っている貴方。
組によって違う伊勢音頭と太鼓のリズムを感じましょう!

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ちょうさにとって伊勢音頭はかかせないもの!
各組には伊勢音頭を歌う『音頭とり』がちょうさのすぐそばにいます。
音頭とりが伊勢音頭を歌い、子どもたちがそれに合わせて太鼓を叩きます。

伊勢音頭が始まると、太鼓を叩き、ちょうさが動きます。
伊勢音頭が止まると太鼓が止まり、ちょうさも止まります。
つまり、伊勢音頭と音頭とりがちょうさを動かしているのです。

中前さん「音頭取りはちょうさのコンダクター。
音頭取りは総代(組のリーダー)とアイコンタクトで、ちょうさをどう動かすかを決めるんです」

伊勢音頭は組によって、歌詞や調子が微妙に違うんだそうです。
それを聴き比べてみてもいいですねo(^-^)o




●8つの大行燈の下を通ろう!
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志度の祭りの雰囲気を盛り上げるのに一役買っているのは、御神輿の通り道に立っている大行燈(おおあんどん)。
この大行燈は8棟あり、この下をちょうさと御神輿が通るんです。
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大行燈は夜になるとこうやって光ります!


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中前さん「大行燈はちょうさを持っている8組がお祭りの1〜2週間前に建てます。
大きな提灯がついているものもあれば、それぞれ違う絵や写真のついた大行燈もあります。
我ら魁組の大行燈は武者絵と志度の伝説『海女の玉取物語』の絵を画家の方に描いていただきました」





●とにかくド派手で勇壮なちょうさが見たい!


21:50〜22:30 ことでん志度駅前通りを御神輿とちょうさが往復
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エキサイティングな志度のお祭りを体感したいなら、
ことでん志度駅前通りのちょうさのすれ違いを見るべし!

21時50分から約1時間半、
ことでん志度駅前通りでちょうさ8台がすれ違います。

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2車線幅で長さ約150mほどの狭くて短いことでん志度駅前通りを、大きなちょうさがどうすれ違うのか!?
それは貴方の目で確かめてください!

担ぎ手と観客とちょうさで、志度駅前は大変混雑しますのでお気をつけください。





中前さん「僕も色々な地域のちょうさを見に行きましたが、やっぱり志度のちょうさが一番いい!」


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志度のちょうさは西讃のものよりは断然小柄で見た目は派手ではありません。

ただし、志度は出御が始まるとほとんどちょうさを降ろさずに担き続けて練り歩きます。

この特徴は県下では志度のちょうさだけだと言われています。志度のちょうさはその動きで魅せます!


長い時間をかけて様々な表情で志度の町を練り歩くちょうさを是非見に来てくださいね!

【多和神社秋季例大祭2013スケジュール】

10月12日(土)
宵宮祭
9:00~ 多和神社にて乗り子のお清め神事他
11:00~ さぬき市役所本庁にて5地区の獅子舞とちょうさ数台がお披露目


10月13日(日)

本宮祭
9:30~多和神社にて神事、浦安の舞奉納

11:30〜『御神幸祭』御神輿出御
志度出身の今年還暦の男性が御神輿を担ぎます。
・御神輿が多和神社から御旅所に出発、多和神社の下でまつちょうさと合流

12:50〜お神輿が大當家 着
・13:50〜の大當家出御では御神輿と一緒に浦安の舞の巫女が添って歩きます。

17:00〜御神輿が御旅所 着
・浦安の舞奉納、魁組獅子舞奉納

18:00〜御旅所にて、各組の『奉納ちょうさ』、各地区獅子舞
・奉納ちょうさが終わり次第、各地区ちょうさ提灯付け替え

19:00〜御神輿が御旅所還御
・御神輿の担ぎ手交代(志度出身の今年厄年の男性が担ぎます)

21:50〜22:30 ことでん志度駅前通りを御神輿とちょうさが往復
・長さ150メートル、2車線しかないことでん志度駅前通りを、約15メートルのちょうさが勇壮にすれ違います。

23:00頃 御神輿が多和神社 着


注)御神輿とちょうさの練り歩きルート上の源内通り、県道135号線他は
10月13日(日)11:00〜23:00まで交通規制があります
詳しくは多和神社秋季例大祭御神幸祭練り歩きルートMAPをご覧ください。

注)無料駐車場はありません。お越しの際は各種交通機関、付近コインパーキングなどをご利用ください。







posted by sanuki-asobinin at 22:00| 香川 ☀| Comment(0) | イベント・お祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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