2013年10月17日

さぬき市の新米で究極のおにぎり作り!@『多和奥の院の独鈷水』



たっくんです!!

さぬき市のおいしい新米「前山のヒノヒカリ」に出会ってしまった我々。
それにあうさぬき市の素材を探し、「究極のおにぎりを作る」ことにしました!!

というわけで、新米おにぎりパーティー!

「まずは、米を炊きましょう!!」ということで…
やっちが、道の駅ながおで買ってきた前山の新米(ヒノヒカリ)
を洗ったところで…


続いては、釜に水を張るのですが…
我々あそたつは…水にもこだわります!!!


使う水は…さぬき市多和にあります四国霊場88番札所「大窪寺」の裏
奥の院から沸き流れ出ている…「独鈷水(どっこすい、とっこすい)」

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これがまた、なんともありがたい由来のある湧水なんです!
たっくんが、大窪寺まで汲みに行ってきました!!



その昔、弘法大師が大師霊場を開創した際に、
仏法相応の地と感じた大窪寺裏の山奥(奥の院)の胎蔵峯峰寺というお堂で
一週間ほど修行をしようとしたそうな。

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しかしお堂の本尊に捧げる清水が無かった為、
弘法大師は周辺で湧水が出そうなところを探し回った。
すると、同じく奥の院にある大きな杉の根元に気を感じ
独鈷杵(トコショ)と呼ばれる密教の法具を打ち下ろしたところ!
その場所から、清水が湧き出だした!

結果、弘法大師は無事に本尊に供養の水を捧げることができた…。

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このお話は、四国霊場88番札所「大窪寺」についての文献に記されていた話。
この弘法大師が見つけた湧水こそが…今回我々が探し求めていた…水!!

無事、本尊に水を捧げることができた弘法大師は大変喜び
この湧水の名前を「独鈷水(どっこすい、とっこすい)」と名付けたそうなんです。

また、陽の光に照らされると表面に
金箔をほどこしたようにキラキラと光ることから「金水」
真言加持力により無白色で銀色にも見えることから
「銀水」とも呼ばれているんだそうです。
今も、絶える事無く湧き出ているんだそうです。

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初めてボクが「独鈷水」について知ったのは
大窪寺の前に店を構えるうどん屋老舗「八十八庵」の
うどんの取材をした時でした。

八十八庵のうどんの美味しさの秘密!
その理由の一つに、水があるんです。

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現在の店主である井川さんがおっしゃるには、

昭和30年頃までさぬき市長尾で水道関係の仕事をしていた先代の店主が、
多和周辺の貯水工事の際に独鈷水について知り
「ここは、水が美味しいからうどん屋をやったらもうかるんやないやろか!」
と思い一番初めに独鈷水の使用権利を取得して作ったのが、
八十八庵なんだそうです。

それ以降、大窪寺門前町のお店では独鈷水が料理に使われているんです!

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八十八庵では、うどんやご飯にも全て独鈷水を使っています!

井川さんはおっしゃいます。
「出張販売で、市内にうどんを作りに行ったとき、
 水道水の水を使ってダシとうどんを締めたんですが
 独鈷水とのあまりの違いにびっくりしました。
 うどんの締まり方、ダシの美味しさ、ご飯の香り。
 どれをとっても、独鈷水の方が美味しく作れるんです。」

由来だけでもなく、食材の美味しさを何倍にも引き出すお水なんですね!


試飲される方は、八十八庵前にある
ステンレスの流し台に独鈷水が随時溜まっているので…
近くにある柄杓を使って飲むことが可能です!

またゆっくりと飲みに行ってみたい…と思ったたっくんでした!

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ボクも八十八庵の店主、井川さんからお水を頂き…おにぎり作りのために持ち帰りました。



さあ、前山の新米を炊きましょう!!
やっちが洗ってくれた新米が入った炊飯釜に独鈷水をいれます!

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前山の新米を使っている八十八庵の
井川さんが教えてくださった、お米を炊くときのコツとして

「前山の新米はよく水を吸い込むから…
 水は炊飯器の目盛りより少し多めにしたほうがいいよ。」
いいことを聞きました!


早速、釜に独鈷水を入れて
お米を炊きましょう!

炊飯器に釜をセットして…蓋を閉めて
スイッチオン!!


炊いている間に独鈷水だけを飲んでみました!

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約1時間も常温でおいていたのにも関わらずまだひんやりと冷たい独鈷水。
飲んでみるとビックリ!!

自然に作られたストレートな甘味が少し感じられ
喉を通る時にも、スッと入っていきます!

こんなに…美味しいお水がさぬき市にあるなんて…そう思ったたっくんでした。



さて…かれこれ40分ほど時間がたったところで…


ピピピピピピ!
ご飯が炊けたよおお!!

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炊きたてを早速おむすびにしてみます!
男は黙って…塩むすび!!!

ということで…自分で初めて!塩むすびを作ってみました。
手を水で濡らして、塩をまぶして…

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おにぎりなんて…ちゃんと握ったことがなかったボク。
思うような三角形ができず…苦戦!
母の偉大さを実感したひとときでした。


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出来たところで…
いっただきま〜す!

!!


うおおおおおおお!!
うまい!!

前山の新米と…多和の独鈷水が…うまくマッチして
コメがふんわりとしていて微かな甘味も含んでいて…
自然の旨みをまるごと食べているかのような気持ちになりましたヽ(*´∀`)ノ
これぞ…さぬき市の最強塩むすびですね!!


次は…具を入れておにぎりを作るぞお!!

はっとーの「おにぎりにあう具材探し」に続く!


八十八庵
香川県さぬき市多和兼割93-1【地図
営業時間/8:00〜17:00
定休日/無休
駐車場/有
HP/http://www.yasobaan.jp/
TEL:0879-56-2160

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posted by sanuki-asobinin at 12:00| 香川 ☔| Comment(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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