『平成25年度 おへんろつかさ養成講座』
第3回講座が、さぬき市志度の志度寺にて行われました。
今回の講座は四国八十八ヶ所霊場第86番札所の志度寺について学び、
志度寺に伝わる『海女の玉取り伝説』に縁のある真珠島でのお祭り
志度寺に伝わる『海女の玉取り伝説』に縁のある真珠島でのお祭り
『弁天祭』を見学するというもの。

受付を済ませた後、おへんろつかさの方による志度寺の案内がありました。
まずは受付場所に指定されていた、仁王門について。
志度寺の仁王門は3種類の門構えが集まって出来ている、

受付を済ませた後、おへんろつかさの方による志度寺の案内がありました。
まずは受付場所に指定されていた、仁王門について。
志度寺の仁王門は3種類の門構えが集まって出来ている、
『三棟造り』という珍しい作りなのだとか!
手前、奥と、さらに両方を上から覆うような構造で作られているんだそう。
次に向かったのは奪衣婆堂。

奪衣婆は三途の川を渡るお金を持たずに来た、亡くなった方の衣服を剥ぎ取るんだとか。

志度寺の五重塔は、広島県福山市の明王院の五重塔を模して建立されたんだそうです。
四国八十八ヶ所のお寺の中で五重塔があるのは、
志度寺を含め4ヶ所だけなんだとか!
次に移動したのは、閻魔堂。
『四国八十八ヶ所霊場開創1200年記念』のプレイベントとして、
10月の毎週日曜日、午前10時から15時まで閻魔堂をご開帳しています。
拝観料は500円。

閻魔堂の説明を受けていました(*^▽^*)

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続いて、バスに乗って約850mのところにある真珠島へ移動しました。
次に向かったのは奪衣婆堂。

奪衣婆は三途の川を渡るお金を持たずに来た、亡くなった方の衣服を剥ぎ取るんだとか。
衣服の重さで死後の行き先を判断するそうです。
次に移動し、五重塔の説明を受けます。
次に移動し、五重塔の説明を受けます。

四国八十八ヶ所のお寺の中で五重塔があるのは、
志度寺を含め4ヶ所だけなんだとか!
『四国八十八ヶ所霊場開創1200年記念』のプレイベントとして、
10月の毎週日曜日、午前10時から15時まで閻魔堂をご開帳しています。
拝観料は500円。


『海女の玉取り伝説』では、海女が息絶えたのが真珠島だと言われています。
真珠島は、志度湾が埋め立てられる前は海に浮かぶ島だったんです!
木々も手入れされていて、今ほど茂っておらず、真珠島の上から
海に船を出している方に魚がいる方向等の指示をして、漁をしていたんだとか!!
真珠島は、志度湾が埋め立てられる前は海に浮かぶ島だったんです!
木々も手入れされていて、今ほど茂っておらず、真珠島の上から
海に船を出している方に魚がいる方向等の指示をして、漁をしていたんだとか!!
見学するコースに設定した理由をお聞きしました。
志度寺の副住職と話している時、志度寺に弁天祭で使われる神輿があることを
昔は10月11、12日が多和神社のお祭りで、13日が弁天祭だったんだそう。
多和神社が元々志度寺内にあったため、多和神社のお祭りが前夜祭、

弁天祭での神輿は、志度寺の弁天堂からご神体を移し、町を練り歩き、
真珠島で神事を行い、志度寺へ戻っていたんだとか。
真珠島は御旅所のような位置づけなんですね。
お聞きし…神輿をぜひ見たい!との思いで講座に入れたのだとか!
多和神社が元々志度寺内にあったため、多和神社のお祭りが前夜祭、
弁天祭が本祭のような行われ方をしていたんだとか。
昔は市が出るほど賑わっていたという弁天祭。
今は地元の方達の手で、お祭りが続けられています。
今は地元の方達の手で、お祭りが続けられています。
神輿は担ぎ手の問題から、ここ3年間は出されていなかったのだとか。
真珠島へ登る石段が急で、しかも石段が傾斜になっているため、
登りは良くても、下りが危険なのだとか(>_<)
雨の日は特に落葉で滑りやすいので危険なのだそう。
雨の日は特に落葉で滑りやすいので危険なのだそう。

真珠島で神事を行い、志度寺へ戻っていたんだとか。
真珠島は御旅所のような位置づけなんですね。
同じではないかと言われているそうです。
弁天は川の神様で、仏教が入ってきた時に取り込まれ
仏の一人として扱われるようになったのだとか。
志度寺は海に近いので、弁天を守り神として祀っているのではないか…
と話してくださいました。