近所のスーパーで買い物をしていると、
たまに「どじょう」を売っている時があります。
さぬき市は『どじょ輪ピック』という
どじょう汁(どじょううどん)の味を競う大会があるくらい
どじょうが身近な食材なんです。
でも以前からとても気になっていました。
「どじょうって、いったいどうやって料理するんだろう…」
そこで、どじょう料理について知りたいと思い、
さぬき市長尾にある『嵯峨野』にやってきました
以前、あそたつで『どじょう汁(どじょううどん)』をいただいたことがあるのですが、
(詳しくはこちらをクリック)
今回は
『どじょうの唐揚げ』と『柳川鍋』をいただくことにしました
(どじょう汁というのは、どじょう、手打ちうどん、ごぼう、里芋、油揚げなどを入れてお味噌で味付けしたもの。つまり『どじょう入り味噌煮込みうどん』のことです)
すだちをかけて、マヨネーズをつけていただきます。
「お好みによって七味唐辛子をふっても美味しいんよ」
と、女将さんが教えてくださいました。
一口食べてびっくり!
泥臭さが全く無いし、骨まで柔らかいんです。
今までのどじょうのイメージが変わりました。
これはいくらでも食べられます。
酒の肴にぴったりです。
お持ち帰りもできるそうですよ。
つづいて
『柳川鍋』(1人前800円、1人前〜5人前まで注文可能)
どじょうと笹掻きにした牛蒡を、鍋で甘辛く煮て卵でとじた
一番有名な「どじょう料理」ではないでしょうか。
嵯峨野の柳川鍋は、どじょうと牛蒡の他に
彩りよく人参が入っていて、上から葱を散らしています。
お店のメニューとしては『どじょう汁』の方が『柳川鍋』よりも先にあったのだとか。
しかも、今回、通常は入っていないうどんを入れていただきました!
『うどん入り柳川鍋』
出汁は、どじょうと野菜から出たものだけ。
他に何も入れていないのに、コクがあって美味しいんです。
どじょうの唐揚げでお酒を飲んで、締めに柳川うどんを食べる…。
最高のシナリオです!
嵯峨野のどじょうの秘密をお聞きしました。
お店で使用しているのは、日本一のどじょう養殖地である大分県宇佐市のどじょう。
温泉水で育てられたどじょうは、生まれて3ヶ月ほどで、この大きさになるのだそう。
嵯峨野では、
(1) どじょうをザルにあげて塩でもみ、水で洗う。
(2) 水気を切ったどじょうを、時間をかけて揚げる。
→骨まで柔らかくなる。
(3) 揚げたどじょうをお酒で煮る。
→味付けではなく、お酒で煮ることで臭みを取る。
という方法なんだそうです。
こんなに手間がかかっているんですね。
嵯峨野の美味しいどじょう料理、皆さんも是非、味わってみてください。
2013年11月17日(日) 10:00からJR造田駅前 東側広場で
郷土料理、どじょう汁の味を競う大会
『どじょ輪ピック in さぬき』が開催されます
今年は12チームが参加。
金賞、銀賞、銅賞、その他を含め5つの賞をかけて、どじょう汁の味を競い合います。
例年1時間前には行列ができ、人気チームはあっという間に売り切れるそうですよ。
どじょう汁は12:00から一斉に販売。料金は1杯300円。
各チームが工夫を凝らして作ったどじょう汁を、是非、食べ比べてみてくださいね♪
【お問い合わせ】
嵯峨野
さぬき市長尾東914-15【地図】
営業時間/11:00〜13:30
夜は予約のみ受け付けます
定休日/祝日のみ
TEL: 0879-52-4715
【イベント情報】
第20回 どじょ輪ピック in さぬき
開催日時/2013年11月17日(日) 10:00〜14:00
開催場所/JR造田駅前 東側広場【地図】
問い合わせ先/さぬき市観光協会(商工観光課内)(TEL:087-894-1114)
・どじょう汁(どじょううどん)は12:00から一斉販売。
・駐車場は造田小学校運動場をご利用ください。
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