2013年12月8日(日)、さぬき市多和で
「おへんろつかさの会」主催のまち歩きイベント
『ルンルン♪護摩山』が開催されます
おへんろつかさの会によるお遍路文化の解説を聞きながら、
弘法大師の伝説が残る山『護摩山』と、
その周辺の遍路道を歩いてみませんか?
護摩山は、旧多和小学校の南側に位置する標高433mの山です。
(写真奥に見えている山が護摩山)
護摩山の山腹にある「ミニ88ヶ所」を巡った後、
三本松峠(助光〜槙川)を越える約6Kmのへんろ道を散策するコースです。
多和の豊かな自然に触れてみてくださいね♪
さぬき市多和は四国八十八ヶ所霊場の第88番札所「大窪寺」があり、
あちこちに弘法大師の伝説が残っています。
護摩山にもこんな伝説が。
例えば、
弘法大師が、真言密教の道場の地を探していたときのこと。
815年、弘法大師が42歳の時に、この地を訪れたのだそうです。
山が火を吹き地面が鳴動して、人々は恐れおののいていました。
そこで、弘法大師は護摩を焚いて、この天変地異を鎮めたと伝えられています。
護摩を焚いたので「護摩山」と呼ばれるようになった、とのこと。
他にも、
弘法大師が護摩山の頂上にある巨岩の上に立って周辺を見晴らした時に、
東の空に紫雲がたなびいているのが見えたので、ここを密教修行の地とし、
大窪寺を建てた。
など。興味深い話がいくつもあるんですよ
また、江戸時代末期に建てられた「ミニ88ヶ所」は、
四国八十八ヶ所の各霊場のご本尊を彫った石仏を設置したもので、
それを巡ることにより、四国八十八ヶ所霊場を巡るのと同じご利益があるとされています。
そして護摩山は、文化的な面からだけでなく、
自然科学の面から見ても興味深い山なんです。
それがこれ↓
写真ではちょっと分かり難いかもしれませんが、
香川県自然記念物に指定されている岩頸(がんけい)と呼ばれる独特の地形です。
火山の火口のマグマが冷えて固まったものが、雨風で削り出され、
地表に現れたものなのだそうですよ。
身近な山が、実はこんなに奥深いものだったとは…。
皆様もぜひ、「おへんろつかさの会」のまち歩きイベントで体験してみてくださいね。
【日 時】 2013年12月8日(日) 集合8:45、出発9:00
【集合場所】 旧多和小学校
【参 加 料】 500円
【募集人数】 15人
【所要時間】 約3.5時間/6Km(山登り部分を除く)
【締め切り】 2013年12月4日(水)まで
【申し込み先】 おへんろつかさの会(商工観光課内)
TEL:087-894-1114
【その他】
・山登りがあり、健脚の方向けコースです。
・昼食はありません。
・駐車場は旧多和小学校をご利用ください。
集合場所である旧多和小学校では、
毎週土曜日・日曜日・祝日(連休の場合のみ)
産直市が開かれています。
こちらも是非、のぞいてみてくださいね
(結願の里 多和の産直市についてはこちらをクリック)
ルンルン♪護摩山
問い合わせ先/おへんろつかさの会(商工観光課内)
TEL: 087-894-1114
【おへんろつかさの会の関連記事】
- 「おへんろつかさの会」大窪寺旧道歩きへんろのススメ
- さっきー、ルンルンする。の巻【ルンルン♪上がり3か寺逆打ちへんろ〜おへんろつかさの会〜】
- 第6期おへんろつかさ養成講座、始まりました!
- 空に輝く 秋の名月を愛でる 〜さぬき市お月見情報〜
- 香川まちづくり観光サミット〜まち歩きの向こうに見えるもの〜 レポート♪