たっくんです!
2014年1月12日(日)、さぬき市造田野間田グラウンドにて
『平成26年 さぬき市消防団出初式』
が開催されました!!
冷たい風が吹く中、さぬき市造田野間田グラウンドに集まったのは、
さぬき市内の消防団員合計480名!!
消防団員服に身を包んだ姿は、一言で表すと…
「かっこいいんです!」
全国で江戸時代から長く続けられている、
消防吏員・消防団員なの消防関係者によって行われる仕事始めの行事。
衆議院議員、県議会議員などが出席されました。
グラウンドに響き渡る大きな号令で…
通常点検、ポンプ車操法が始まります!
本番さながらの操法確認。
火災地の瓦礫をかき出すために使われる「とび」と呼ばれる鍬のようなものや
ホースを持ち、グラウンドを走ります。
ホースを持ち、グラウンドを走ります。
そんな力強い思いが伝わってきました。
この日来ていた子どもたちは、「消防車」に釘付け✨✨
さて…ポンプ車操法が終わると祭服のようなものを聞いた人たちが現れました!
彼らが、行うのは…
そう…伝統芸能「梯子乗り」です!!
梯子乗りとは、江戸時代から消防組織の人々の準備運動や訓練、
火災の方角を見るため、また見世物として長年続けられている伝統芸能。
さぬき市では、旧長尾町時代に梯子乗り保存会が明治初期頃に設立。
合併した後に「さぬき市消防団梯子乗り保存会」となり、
現在に至るんだそうです。
実は…この梯子乗り。
四国ではさぬき市が唯一伝統を守り続けているんだそうで
実質…本物の梯子乗りを見られるのは…さぬき市だけ?
と言っても過言ではないかもしれませんね…
現在、梯子に登る「乗子(のりこ)」と呼ばれる人は6人。
約14人近くの人が、約6m50cmの高さの梯子を大中小のとびや手で支え、
呼吸を合わせながら「乗子」は梯子の上で技を披露します!
こちらは、日本でもできる方がとても少ない「背亀(せがめ)」という技。
梯子のてっぺんの灰吹で、体を背中の一点だけで支えるというとても難しい技!
見に来ていた人や、関係者も手に汗を握りながら楽しんでいました。
こうして、無事さぬき市消防団出初式の全ての工程が終了!
今年も一年。
自分たちを、そして町を守ってくれる皆さんに敬礼!!
平成26年 さぬき市消防団出初式
開催日時/2014年1月12日(日)
開催場所/さぬき市造田野間田グラウンド【地図】