さらです。
さぬき市大川町、雨滝山にある
雨滝自然科学館にやってきました♪
雨滝山といえば化石の宝庫

特に、
「世界最古のナマズの化石」
「世界最古のナマズの化石」
が発見された場所として有名です。
(おぉ〜世界レベル!)
そして、
前回、香川大学の長谷川教授にお聞きした、
「讃岐ジオパーク構想」の拠点となる
重要な場所でもあります。
(詳しくはこちらをクリック)
ということで、
雨滝自然科学館の森繁館長に、
雨滝山で見つかった化石や、
ジオサイトとしての重要性について
お話を伺いました。
ジオサイトとしての重要性について
お話を伺いました。
世界最古のナマズの化石(レプリカ)
大きさは私の手のひらにのるくらい。
1985年に雨滝山で森館長が発見しました。
琵琶湖(当時は奈良県のあたりにあった)で
500万年前のナマズの化石が見つかっていますが、
それより遥かに古い約1500万年前のナマズです。
約1500万年前といいますと、
日本がユーラシア大陸から分離して
日本海が出来始めたくらいなんだそうです。
森館長
「ナマズは1匹で行動する生き物なので、
群れて生活する他の魚よりも
化石として見つかる確立が低い」
だから、ナマズの化石は貴重なんですね。
他にも館内には、
雨滝山で見つかった植物の化石や、
な、な、なんと!
ゴキブリの化石まで!
(化石とは思えないくらいゴキブリ感があって
ビックリしました。笑)
教科書で見るような化石を実際に自分の目で見ることができます。
雨滝山といえば、もう1つ有名なのが
1月の誕生石として知られる
宝石鉱物・ガーネット

鉄分(Fe)が含まれているため、
表面が真っ黒ですが(いわゆる黒サビ)
磨くと鮮やかな赤色に輝きます。
その色からザクロ石とも呼ばれるんです。

←の先にある黒い点がガーネットです。
雨滝山でとれるサイズは5、6mmから
大きいものだと20mmくらい。

結晶は、12面体や24面体の美しい形をしています。
非常に硬いので、昔は研磨剤として利用していて、
ここにガーネットを採集する工場があったのだとか。
雨滝自然科学館の外に出ると、すぐ目の前に
地層を観察できるスポットがあります。

ブルーシートをかけている部分で、
世界最古のナマズの化石が発見されました。
ナマズがいるということは、
ここに淡水の湖があったということ。

ここの化石層は、湖の底に積もった泥が
幾重にも重なってできた地層なので、
薄い板状にはがれていくんです。
雨に濡れると泥になってしまうので、
ブルーシートをかけて保護しているそう。

「湖」と書いてある部分が
ナマズたちが住んでいたところ。
「マグマ」と書いている部分が、
ガーネットが含まれている
含ザクロ石安山岩です。

ここにナマズくんたちが住んでいたんだねぇ…。

森繁館長の左にいらっしゃるのが
「さぬき市地域おこし協力隊」の中本さん。
実はわたくし、ジオパークという言葉を、
中本さんが書かれたコラムで知りました。

雨滝自然科学館では、
ガーネット(宝石)の採取や、
💡入場は無料です!
(おまけ)
雨滝自然科学館へ来るのは
白いナマコの取材以来。

「白ナマコく〜ん、元気か〜い?」
と水槽に近づくと、3匹だったのが
なんと5匹に増えていました❗
500万年前のナマズの化石が見つかっていますが、
それより遥かに古い約1500万年前のナマズです。
日本がユーラシア大陸から分離して
日本海が出来始めたくらいなんだそうです。
なんとか万年前といわれると、
もはや見当もつきません💦
もはや見当もつきません💦
「ナマズは1匹で行動する生き物なので、
群れて生活する他の魚よりも
化石として見つかる確立が低い」
雨滝山で見つかった植物の化石や、
な、な、なんと!
ゴキブリの化石まで!
(化石とは思えないくらいゴキブリ感があって
ビックリしました。笑)
教科書で見るような化石を
1月の誕生石として知られる
宝石鉱物・ガーネット


鉄分(Fe)が含まれているため、
表面が真っ黒ですが(いわゆる黒サビ)
磨くと鮮やかな赤色に輝きます。
その色からザクロ石とも呼ばれるんです。

←の先にある黒い点がガーネットです。
大きいものだと20mmくらい。

結晶は、12面体や24面体の美しい形をしています。
ここにガーネットを採集する工場があったのだとか。
地層を観察できるスポットがあります。

ブルーシートをかけている部分で、
世界最古のナマズの化石が発見されました。
ここに淡水の湖があったということ。

ここの化石層は、湖の底に積もった泥が
幾重にも重なってできた地層なので、
薄い板状にはがれていくんです。
ブルーシートをかけて保護しているそう。

「湖」と書いてある部分が
ナマズたちが住んでいたところ。
ガーネットが含まれている
含ザクロ石安山岩です。

ここにナマズくんたちが住んでいたんだねぇ…。

森繁館長の左にいらっしゃるのが
「さぬき市地域おこし協力隊」の中本さん。
実はわたくし、ジオパークという言葉を、
中本さんが書かれたコラムで知りました。

雨滝自然科学館では、
ガーネット(宝石)の採取や、
岩石から化石を取り出したりする化石クリーニングも体験できます。
(2日前までに要予約。費用は100〜600円ほど)
この春休みに、親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
(2日前までに要予約。費用は100〜600円ほど)
雨滝自然科学館へ来るのは
白いナマコの取材以来。

「白ナマコく〜ん、元気か〜い?」
と水槽に近づくと、3匹だったのが
なんと5匹に増えていました❗
雨滝自然科学館
香川県さぬき市大川町富田中515番地2 【地図】
開館時間/9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日/月曜、火曜
駐車場/あり
入館料/無料
HP/http://www.sanuki.ed.jp/ookawa1-j/pcc/h22mytown/ametaki/
TEL:0879-43-0155
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香川県さぬき市大川町富田中515番地2 【地図】
開館時間/9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日/月曜、火曜
駐車場/あり
入館料/無料
HP/http://www.sanuki.ed.jp/ookawa1-j/pcc/h22mytown/ametaki/
TEL:0879-43-0155