はっとーです!
4月10日(木)さぬき市鴨庄・鴨部川下流にて「川の市」が行われ、約500人が訪れました!
川の市には13の露店が出ていました。お祭りというより、昔ながらの『市』そのものです。
春の川沿いでの食べ歩きは気持ちいいですねー!
思わずルンルンしちゃいます♪
大正元年に起こった鴨部川の大洪水を憂い、私財を投げ打って鴨部川の改修を行った地元の名士「竹内熊太郎」の徳を仰ぐために大正時代終わり頃から行われている慰霊祭が「川の市」の起こりだそうです。
会場そばの広場(昔は「潤徳園」という名前の付いた公園だったそう)には、竹内熊太郎さんの継承者の碑がのこされています。
一時期はかなりの大イベントで、
この川沿いの道いっぱい、今の11号線までお店が出ていたり、
参加者のために川に臨時の橋が作られたこともあったり、
中州では芝居や志度地区の小学校対抗の相撲大会が執り行われていたこともあったとか。
その頃に比べると規模は縮小しましたが、数年前からは市のほかに、お菓子や日用品を投げる「福ばい」というイベントが始まっていて、小さくても細く長く続いています。
会場は子どもの笑顔がいっぱい!
地元の子どもたちにとっては、学校以外の特別な一日。子どもたちは学校が終わってすぐ、ランドセルを家に下ろして川の市にやってきます。
川の市はなぜか平日休日関係なく必ず4月10日に開催するので、昔は「川の市があるから、学校は午前中で終わり!」なんて時もあったんだとか。地元の子どもたちは、みんな川の市が大好きです。
今は別の土地に住んでいるけれど、この辺りの出身者でこの日のために子どもたちと一緒に帰ってきた方も多く見受けられました。
鴨庄、小田、鴨部、志度の方にとっては、地域の皆さんに出会えることができるイベントでもあるんですね。
今日の子どもたちが親になったとき、また自分の子どもを連れて来られるような
いつまでもいつまでの続く地域の行事であってほしいな、と思うはっとーでした。
鴨部川「川の市」
開催日時/2014年4月10日(木)09:00〜18:00
場所/鴨庄郵便局北側【地図】
問合せ先/さぬき市観光協会(商工観光課内) TEL:087-894-1114