やっちです♪
2014年4月10日(木)
さぬき市寒川町、門入の郷にある門入カメリア温泉にて
『バイオマスボイラー設置事業竣工式』が行なわれました。
バイオマスとは再生可能な、生物由良の有機性資材で
化石資源を除いたものと定義されています。
木材を装置に置いて…
スイッチを入れるとあっと言う間に割れました!
作業をしている後ろには、
パレットに積み込まれた薪が沢山並んでいました。
薪割機で薪に加工された状態から、
さらに数ヶ月かけて自然乾燥させてから薪として使用されます。
バイオマスボイラー横に運ばれた薪を、
人の手で薪をバイオマスボイラーに投入するレールに乗せます。
あとは機械によって時間と温度を管理され、
薪が自動的にバイオマスボイラーの中に投入されていくんです。
現在は約15分毎に投入される設定になっていました。
時間設定で15分後に投入するようになっていても、
炉とタンクの温度が高い状態では薪は投入されないんだとか。
薪の使用料はきちんと統計を取り、
これから年間の薪の使用料を把握していくそうです。
3月中の試運転期間では約21tの薪を使用。
年間では約200tの薪を使用する試算となっているんだとか。
今回導入されたバイオマスボイラーを使用することで
化石燃料である重油を使用してお湯を沸かすよりも
約3分の1〜2分の1程度の費用に抑えられるそうです(*^ー^)ノ
バイオマスボイラーを導入したことで、
二酸化炭素を削減し環境ごとに役立つこと
間伐材を使用することで経費を削減できること
薪割職員を採用することで雇用促進につながること
と3つの特徴があるとのことです。
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見学が終わった後、カメリア温泉の関係者の方々
約50名が集まり、竣工式が行なわれました。
カメリア温泉の石川藤雄さんより
「バイオマスボイラーを導入することで
年間7万リットルほど使用していた重油を
限りなく0に近づけることで化石燃料からの脱却を目指します。」
大山市長より
「これから課題はまだまだありますが、
バイオマスボイラーを導入することで皆様に知っていただき、
より活かす努力をしていきたいと思います」
続いて香川東部森林組合の有馬さんより
「間伐材を今まではチップに加工していましたが、
チップとして使うよりも地産地消という意味で
地元で使って頂いて循環させていきたいと思います。」
と、それぞれご挨拶がありました。
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バイオマスボイラーを導入したことで
これからのカメリア温泉が地元によりよい
循環型社会の流れを作れるようにと感じた竣工式でした。
門入カメリア温泉
香川県さぬき市寒川町石田東甲2988-1 【地図】
温泉営業時間/
平日10:00〜21:00、
土日祝10:00〜22:00
食堂営業時間/11:00〜20:00
定休日/木曜日
駐車場/あり
TEL:0879-43-2566
入湯料
一般600円
高齢者(70歳以上)400円
小人(3歳以上12歳未満)300円
一般600円
高齢者(70歳以上)400円
小人(3歳以上12歳未満)300円
3歳未満の幼児は無料
身障者300円