さらです。
2014年4月22日(火)〜5月4日(日)まで、
さぬき市寒川町の21世紀館さんがわで、
さぬき市寒川町の21世紀館さんがわで、
『女神☆街』二人展が開催されています。
さぬき市在住の黒田幸一さんと、
東かがわ市在住の六車和紀さんの
個性的な油絵の作品が展示されていて、
東かがわ市在住の六車和紀さんの
個性的な油絵の作品が展示されていて、
昨日、4月27日(日)には、お二人による
ギャラリートークが行われました❗
作家ご本人による作品の解説や、
普段はなかなか聞けない創作の裏話など、
興味深いお話をたくさんお聞きしたんですよ。
興味深いお話をたくさんお聞きしたんですよ。
「あそたつ写真展〜あそたつカメラがのぞいた春夏秋冬〜」
でもお世話になりました。
(あそたつ写真展についてはこちらをクリック)
黒田さんと六車さんのお二人は、
新協美術会、香川県美術家協会、
東讃絵画美術家協会に所属。
新協美術会、香川県美術家協会、
東讃絵画美術家協会に所属。
地元の団体である東讃絵画美術家協会は、
1997年(平成9年)に、さぬき市津田でオープンした画廊「長町」に、
1997年(平成9年)に、さぬき市津田でオープンした画廊「長町」に、
作品を出品するために集まったグループで結成され、
お二人が初めて会ったのも、
この画廊「長町」での作品展だったそうです。
この画廊「長町」での作品展だったそうです。
お二人で行う作品展は、今回で2回目。
ギャラリートークは、初めての試みなのだとか。
ギャラリートークは、初めての試みなのだとか。
黒田さんが絵を描き始めたのは30代前半の頃。
地元の絵画教室に入られて以来、
30年余り絵を描き続けて来られたそう。
地元の絵画教室に入られて以来、
30年余り絵を描き続けて来られたそう。
黒田さん「はっきりと女神を描くようになったのは、
ここ5〜6年くらい」
ここ5〜6年くらい」
上の写真で、黒田さんのすぐ左側の絵が、
最新作の女神の絵だそうです。
最新作の女神の絵だそうです。
「女神のモデルはいるんですか?」との質問に、
黒田さん「モデルはいません。
あくまで心の中にある女性像を表現しています」
あくまで心の中にある女性像を表現しています」
目に訴えかけてくる色鮮やかな女神の絵は、
女性の美しさと力強さを感じました。
女性の美しさと力強さを感じました。
今回、静物画から最新作の女神の絵まで
25点の作品を展示しています。
25点の作品を展示しています。
写真に写っている横に長い絵は、
よ〜く見ると、別々の絵が3つ並んでいて、
左に行くほど抽象的な絵になっています。
よ〜く見ると、別々の絵が3つ並んでいて、
左に行くほど抽象的な絵になっています。
六車さん「コンクリートの質感や、
直線的な幾何学模様が好きで、
街の絵をずっと描き続けています」
直線的な幾何学模様が好きで、
街の絵をずっと描き続けています」
六車さんも、絵画を始められたのは
社会人になってからだったそう。
それ以前は、どちらかというと
社会人になってからだったそう。
それ以前は、どちらかというと
体育会系だったのだとか。
六車さん「大きな作品になると、
特に絵を描くのに体力がいる。
台に上って描くので、上がったり下りたり、
踏み台昇降をしているみたい(笑)」
特に絵を描くのに体力がいる。
台に上って描くので、上がったり下りたり、
踏み台昇降をしているみたい(笑)」
抽象的で不思議な感覚を覚える街の絵だけでなく、
高松市古馬場など、実際にある場所を描いた
写実的な風景画も展示されています。
高松市古馬場など、実際にある場所を描いた
写実的な風景画も展示されています。
「実際に見て描かれているんですか?」との質問に、
六車さん「現場で描くと、
現場の形や雰囲気に引きずられてしまうので、
その場では描きません」
現場の形や雰囲気に引きずられてしまうので、
その場では描きません」
ラフなスケッチを描いたり、
写真を撮ったりすることはあっても、
現場で描くことは無いそう。
写真を撮ったりすることはあっても、
現場で描くことは無いそう。
他にも来場者から、
「創作活動をするのは昼ですか?夜ですか?」
「今後の創作活動で、抽象画と具象画、
どちらの方向性を目指していますか?」
など、次々と質問があり、
活発で創造的なギャラリートークでした。
「創作活動をするのは昼ですか?夜ですか?」
「今後の創作活動で、抽象画と具象画、
どちらの方向性を目指していますか?」
など、次々と質問があり、
活発で創造的なギャラリートークでした。
黒田さんと六車さんに、
油絵についてお聞きしていた時のこと。
油絵についてお聞きしていた時のこと。
「油絵は失敗しても、上から何度でも描き直せる。
むしろ、上に色を重ねれば重ねるほど絵に深みが出る。
むしろ、上に色を重ねれば重ねるほど絵に深みが出る。
塗ったときは気が付かなくても、
時間がたつと下の色が浮かんできて、
良い色合いになるんですよ」
「人生の話」のようにも思えてきて、
お二人の作品とともに深く印象に残りました。
お二人の作品とともに深く印象に残りました。
こんな体験ができるのも、
ギャラリートークの醍醐味かもしれません。
ギャラリートークの醍醐味かもしれません。
『女神☆街』二人展は2014年5月4日(日)まで。
入場は無料です。
入場は無料です。
開催日時/2014年4月22日(火)〜5月4日(日) 9:00〜17:00
問い合わせ先/21世紀館さんがわ(TEL:0879-43-0780)
HP/http://ew.sanuki.ne.jp/tenjikan/
問い合わせ先/21世紀館さんがわ(TEL:0879-43-0780)
HP/http://ew.sanuki.ne.jp/tenjikan/
・最終日は15:00まで。
・月曜日は休館日です。
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急遽の開催で、まして連休中なので、すこし不安でしたが、多くの方に観ていただいて感謝しています。
初めてギャラリートークを開催しましたが、自分のことを喋るって、照れくさいですね。でも、言葉にすることで自分でも気づいていなかったことを再発見して、勉強になりました。
また、さらさんには次の作品のアイデアまでいただいて、とてもラッキーでした。
今後もよろしくお願いします。
お二人との会話があまりに楽しく、「聞き役の私がしゃべり過ぎてしまったのではないか」と後で反省していたのですが、「アイデアになった」と言っていただいて大変嬉しいです。次の作品を楽しみにしております。