2014年05月05日

今年は”吉”!造田神社の釜鳴神事@造田

さらです。

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2014年5月3日(土・祝日)
さぬき市造田の造田神社で、
『釜鳴神事』が行われました。

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お米を焚く釜が鳴るかどうかで、
その年の農作物の豊作を占う、
千年以上の歴史を持つ伝統行事です。❗

わたくし事で恐縮ですが、
さぬき市造田は私のホームタウン🏠

ということで、地元の良さを伝えるべく
がんばってお伝えしていきたいと思います。



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造田神社にやってきました。

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社伝によると、造田神社の起こり(創祀)は886年。

山城国、現在の京都府にある岩清水八幡宮の祭神を分霊して
『造田大明神』と尊んで信仰したのが始まりなのだそうです。

そして、言い伝えによると
『釜鳴神事』が始まったのは947年。

当時、別の場所にあった神社を、
現在の場所に移す時に
良い場所を釜鳴によって占ったのが
始まりだと伝えられています。

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新緑に癒されながら階段を登ると、

 
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境内に到着。

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本殿すぐ横にある釜鳴神事の斎場のかまどには、
すでに火が入っています。

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釜鳴神事は予定通り10:00から始まりました。

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宮司さんによる祝詞の奏上。

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地元、造田小学校の女子児童4人が、
御神楽「浦安の舞」を奉納。

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みやびやかですねぇ。

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御釜の上に、木の樽のような形の『甑(こしき)』をのせ、

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お湯と洗米を入れます。

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甑の上に蓋をのせて準備完了です。
(ここでちょっと蓋をずらしてのせているのに注目です👀)


しーんと静まりかえる祭場。
…鳴らない?💦

今年はなかなか音が鳴りません。
皆、音が鳴るのを固唾を飲んで見守ります。

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「ぶおぉ〜〜〜ん」「ぅお〜〜〜ん」

お腹の底に響くような大きな音が鳴り始めました。

それにしても不思議な音…。
例えるならUFOの効果音みたいな感じ?
ちなみに、昨年の釜鳴神事の記事に
動画があります。
(詳しくはこちらをクリック)

音が鳴ると皆、ホッとしたらしく、
静かに張りつめていた空気が
少し和らいだように思いました。


結果
今年は”吉”❗
秋には美味しい新米が食べられそうです。

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釜鳴神事の後、
「御炊米(みかしぎまい)」「御笹(みささ)」
をいただきました。

「御炊米」は、ご飯に混ぜて炊くと
無病息災 厄除開運の御利益があるとされ、
「御笹」は身体健全・災難除のお守りになるそうです。

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境内では野点茶会』が、
造田婦人会によるボランティアで行われていました。
釜鳴神事の茶会は、もう10年以上続いているそうです。

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和菓子の「和菓子 孝子堂」さんのもの。
(詳しくはこちらをクリック)

菓銘は「藤」とのこと。今の季節にピッタリです。
お抹茶とともに美味しくいただきました。

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釜鳴神事が行われる造田神社の春季大祭は、
毎年、5月3日に行われています。

ちょっと不思議な釜鳴の音を聞いてみたい方は、
ぜひ、さぬき市造田に遊びに来てくださいね!

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造田神社 春季大祭(釜鳴神事)
開催場所/造田神社【地図
開催日時/5月3日 (釜鳴神事は10:00〜11:00頃まで)
問い合わせ先/造田神社(TEL:0879-52-3751)

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posted by sanuki-asobinin at 12:00| 香川 | Comment(0) | イベント・お祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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