2014年05月20日

『第8回うのべ山古墳まつり』に行ってきました!@津田

さらです。

2014年5月18日(日)
さぬき市津田町の旧・鶴羽小学校で、
『第8回 うのべ山古墳まつり』✨
が開催されました。

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古代の女帝・卑弥呼が生きた時代の少し後に造られた、
日本最古級の古墳である「うのべ山古墳」
「これからも大切に守り伝えて行こう❗」
ということで、2007年から毎年、開催されているんです。

ここのところ、週末になると
家族でさぬき市を堪能している私。

またまた家族で遊びに行ってきました〜。


 

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会場となった旧・鶴羽小学校は、先日
津田石清水神社の春市
の記事でご紹介した津田の松原から
車で東へ5分ほどの場所にあります。 
(JR鶴羽駅から徒歩10分くらい)

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「うのべ山古墳まつり」がユニークなのが、

💡古墳散策を行うところ!



解説付きで「うのべ山古墳」を見学できるので、
「古墳について全然知らないけど、
ちょっと見てみたいな〜」という
超・初心者でも気楽に参加できるんです。

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10時からの開会式が終わると、
旧・鶴羽小学校を出発。

 
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徒歩5分ほどで「うのべ山古墳」に到着しました。

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あそたつでもお世話になった、
古墳の達人・松田朝由先生が、
ボランティアで解説してくださいます。


津田湾の周辺にある9基の古墳が、
その歴史的価値を認められ、2013年末に
津田古墳群として国史跡の指定を受けました。

この津田古墳群の中で、
最も古い時代のものが、
この「うのべ山古墳」です。

 
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石がゴロゴロとしていますが、
石を盛り上げて古墳を作るのは
「積石塚(つみいしづか)」といって、
香川県の古墳の特徴。

つまり、この時代はまだ、
中央政権の影響は強くなかった
ということが分かるのだとか。

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まだ発掘をされていないので、
どんな王が眠っているのかは分かっていません。

分からないからこそ、
想像力をかき立てられるんですよね〜。
歴史ロマンだなぁ…。

さて。

会場の旧・鶴羽小学校に帰ってきたところで、
バザーをチェック❗

お昼ごはんを食べよ〜う
(いきなり歴史ロマンから現実に戻ってまいりました💧)
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まずは香川県のソウルフード
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さぬきうどん!

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美味しいと思ったら、
さぬきうどん津田町研究会の方々による
手打ちうどんでした。
(夫は1杯目を食べ終わった後、
すぐさま2杯目を買いに行っていました)

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焼きそばも美味しそう!
腕を振るうのは津田商工会女性部のみなさんです。

 
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もちろんゲット。

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他にも炊き込みご飯おはぎの販売も。

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もちろん、これもゲット。
おはぎはお土産に買って帰りました〜。

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マスコットキャラクター・うのべちゃんを発見❗
ご利益があるかも⁉

さて、家族みんなでしっかりと食べた後、
体育館へ移動。

最初のパフォーマンスは、

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弁天銭太鼓保存会のみなさんによる演舞。

手にバチのようなものを持って、
これを器用にクルクルと回していました。

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振るとジャラジャラ音が鳴るんですが、
バチの中に5円玉が8枚入っているからだとか。

続いて、日本舞踊などが続きます。

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波雅千鳥会のお二人による「玉杯の舞」

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JA・みずほ会による「安木節」

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若葉会の4名による舞踊「紅花しぐれ」

パフォーマンスの間には、
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松田先生によるミニ古墳講座が行われました。

松田先生の解説は、いつも分かりやすくて、
「あ〜、学生のときに先生の解説を聞きたかった〜」
と、毎回思うんですよね〜。

質問コーナーでは、
「古墳を造るのには、どのくらいの人数と時間が必要?」
という質問があったのですが、

日本最大の古墳である仁徳天皇陵(墳丘長486m)が、
1日300人で5年間かかったという検証結果があるのだそうです。

人口も今ほどいない時代に、
それだけの人を動かすというのは
すごい権力ですよねぇ。

再びステージパフォーマンスに戻ります。

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さぬき市を中心に活動しているよさこい連、
さぬき舞人のみなさんが登場しました。


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華やかでいて、激しい動きに、
ただただ目を奪われます。
(ただ今、さぬき舞人の活動を、
あそたつメンバーやっちが
追っかけ取材しています。乞うご期待❗)

さぬき舞人新曲までの追っかけ取材レポはこちら ↓


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観客にも鳴子が配られて、
一緒によさこいを踊りました。

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子どもからお年寄りまで、
「ヨイヤサーのサーのサー」
の掛け声とともに鳴子を振る姿が、
とっても楽しそう。

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最後に披露されたのが、
津田町精霊踊り保存会の方々による
「精霊踊り」です。

県の無形民俗文化財に指定されている
この「精霊踊り」は、
江戸時代の初期から続くと言われていて、
ご先祖を供養する踊りなんですよ。

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「動きが簡単ですぐ覚えられる」
ということで、会場に来られていた方も
踊りに参加しました。

以上で「うのべ山古墳まつり」は終了。

閉会の挨拶で、今回のイベントの実行委員会の徳田和明会長が、
「このうのべ山古墳まつりを
第9回、第10回と続け、
内容の濃いものにしていきたい」
と力強くおっしゃっていました。


うのべ山古墳まつりは、
毎年、5月の第3日曜に開催される予定です。

 


第8回うのべ山古墳まつり
開催日時/2014年5月18日(日) 10:00〜14:00
開催場所/旧・鶴羽小学校 体育館【地図
問い合わせ先/うのべ会(TEL:0879-43-3320)


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posted by sanuki-asobinin at 12:00| 香川 | Comment(0) | イベント・お祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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