2014年06月17日

地球の歴史を体感しよう!雨滝山・火山のジオサイト探求@大川町

さらです。

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皆さん、山の斜面を熱心に見られていますね〜。
ここにはいったい何があるのかexclamation&question

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こんな化石があるんです!
(葉っぱが見えますでしょうか?)

2014年6月15日(日)
さぬき市大川町の雨滝自然科学館で、
香川大学公開講座「讃岐ジオサイト探求」の
現地研修会が行われました。


今回の公開講座「讃岐ジオサイト探求」は、
「讃岐ジオパーク構想」の取材でお世話になった、
香川大学工学部の長谷川修一教授による公開講座で、
(くわしくはこちらをクリック)


全8回に渡って香川県内の
地形と地質に関する名所(ジオサイト)を巡り、
観察・調査しようというものです。

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第3回目となるこの日は、受講生36名が
「讃岐の化石の探求」と題して
さぬき市の雨滝山火山を訪れました。

 
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午前中は、雨滝自然科学館を中心に、
雨滝山(あめたきやま:標高253m)のジオサイトを観察します。

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冒頭の写真は、科学館正面にある雨滝山化石層です。

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世界最古のナマズの化石が発見された
貴重な場所ということで、
普段はひらめき立ち入り禁止ひらめきですが、
今回は特別に観察することができました。

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山の斜面をよ〜く見ると、
右側と左側で、色が違うと思いませんか?

右側の黒っぽい岩は化石層。そして、

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左側のちょっと赤みがかった岩は、
含ザクロ石安山岩といって
ザクロ石(宝石のガーネット)が含まれる岩なんです。

つまり、簡単に言うと、
「う〜わ〜ぁ、さぬき市の宝石箱やぁ〜〜」
(↑某グルメリポーター風)
なわけです。


…。

…ま、気を取り直して。あせあせ(飛び散る汗)


 
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含ザクロ石安山岩を観察すると、
ガーネットが簡単に見つかります。

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指先に乗っているのがガーネット。

科学館で、ガーネットの採集体験も行われました。

これは、一般の方でも予約をすれば体験できます。
親子で気軽に楽しめるので、おススメです!

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含ザクロ石安山岩をザルで洗うと、
5〜6mmくらいのガーネットが見つかります。

 
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皆さん、なんだか楽しそう。
雰囲気は「大人の遠足」といった感じ。

 
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短時間で、こんなにガーネットが採集できました。
(親子で採集すると、もっと多く採れるのだとか)

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続いて、雨滝自然科学館内の見学。

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世界最古のナマズの化石(レプリカ)の他、
さまざまな化石やパネルが並び、
雨滝山だけでなく香川県の地史が、
分かりやすく解説されています。

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実は、世界最古のナマズの化石を発見したのは、
館内を案内してくださった
雨滝自然科学館の森繁館長なんですよ。
ここで、午前の部は終了。
昼食の後、午後からは、
火山(ひやま:標高245m)のジオサイトを観察します。
(運動不足の私には、ここからがハードでした…)

 
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雨滝自然科学館を徒歩で出発。
まずは、火山を目指します。


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日頃のフィールドワークで鍛えられているのか
参加者の皆さん、歩くのが速い!


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途中で、特徴のある地形・地質のところで止まり、
長谷川教授が解説してくださいました。


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約45分で、火山の中腹(標高160m)にある
西教寺奥の院(さいきょうじおくのいん)に到着。
(西教寺奥の院についてはこちらをクリック)
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巨大な岩石に磨崖仏(まがいぶつ)が刻まれています。

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磨崖仏の横には、上へと続く階段があり、
登っていくと…


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岩壁に、役小角(えんのおづぬ)像や
大日如来の梵字が彫刻されていました。

ここの石は白色の流紋岩質凝灰岩で、
古墳時代には石棺として切り出されていたのだとか。


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続いて、火山山頂を目指します。

山道が整備されていて、
道案内もあるので歩きやすいです。

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でも、1人ではちょっと怖いかも。


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…う〜ん、読めない。


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ちなみに「びんだらい」と読むそう。
山頂にある池の名前です。

約30分で火山の山頂に到着。
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こちらがびんだらい池

讃岐岩質安山岩が風化してできた粘土質の場所に、
雨水がたまってできた池です。

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頂上は見晴らしが良く、津田湾を一望できます。

写真左端にあるのが、イルカと泳げる日本ドルフィンセンター

イルカさんたち見えるかな〜?
ちょっと遠いかな〜。

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逆に、日本ドルフィンセンターの方から見ると、
こんな位置関係になっています。

しばしの休憩。この日は暑くて、
こまめに水分補給しないと倒れそうでした。

火山から雨滝山へと続く尾根道を通って
雨滝自然科学館へ戻ります。


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尾根道のあたりは安山岩なので、
乾燥に強いウバメガシの林なんだとか。


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気分は山ガール
(もちろん、自分がガールだなんて
思っていませんけどね!)
などと、気楽な感じで進んでいたら、

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だんだん、山道が険しくなってきて、
最後の方は、写真を撮る余裕すら
無くなってしましました。(苦笑)

はぁ〜、もう少し運動しないといけないな…。

子どもの頃、教科書で見た地形・地質を
実際に自分の目で見て観察すると、
普段は見過ごしがちな足元の自然が
より身近に感じることができますね。

残念ながら、今回参加させていただいた
公開講座「讃岐ジオサイト探求」の募集は
終了していますが、

雨滝自然科学館で大地の歴史に触れてみては
いかがでしょうか。(入館無料です)

雨滝山や火山の登山道を散策するのも、
良い運動になりますよ〜。



讃岐ジオパーク構想の最新情報はこちらでチェック!
位置情報讃岐ジオパーク
http://www.geosanuki.com/




雨滝自然科学館
香川県さぬき市大川町富田中515番地2  【地図
開館時間/9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日/月曜、火曜
駐車場/あり
入館料/無料
HP/http://www.sanuki.ed.jp/ookawa1-j/pcc/h22mytown/ametaki/
TEL:0879-43-0155


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posted by sanuki-asobinin at 18:00| 香川 ☁| Comment(0) | 歴史・文化財 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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