今回、香川大学・幸町キャンパス「OLIVE SQUARE」にて開催された
「『新品種ブドウ(香大農R-1、R-2)の機能性を活用した新商品開発による六次産業化可能性調査のためのワークショップ」。
2回目の開催になるワークショップで、簡単にいうと
「香川大学農学部で開発した新品種ブドウ(香大農R-1、R-2)の良さを生かした新商品を何かできないかな〜?」という話し合いみたいなもの。
今回は、香大農R-1を使い、現在販売されているさぬきワイナリーのワインを中心にワークショップが行われました。
香大農R-1が生まれた香川大学農学部はさぬき市に農場があり、なにかとさぬき市に縁深いブドウです。
今年からできた、さぬきワイナリーの直営農園でもR−1ブドウを育て、それをワインにしました。
香大農R-1を生み出した香川大学の望岡教授をはじめとした県内の専門家だけでなく、県外からもゲストがいらっしゃっていました。
まずお話をしたのは、高松市瓦町のワインレストラン「旭屋」のオーナーである木内千恵美さん。
ワインソムリエの資格をもち、さぬきワイン「さぬきRED」開発にも携わった木村さんは「ワインソムリエがR-1ブドウに期待するもの」をテーマにワインを中心とした興味深〜いお話・・・。
「さぬきRED」は、香大農R-1ブドウの特色を引き継いだ紫色の強いワインです。
見た目の通りであれば、間違いなく赤ワイン!といわれるワインなのですが、
しかし、香りや渋み、酸味などを加味すると総合的なバランスは白ワインとも赤ワインとも言い切れない。絶妙なバランスのワインなんだとか!
ですので、お魚料理でもお肉料理でも合う!
ある意味で魔法のワインなんですね〜!
しかも、香川県特有の甘辛い味付けにも「さぬきワインRED」がよくあうのだそう。
木内さんは「さぬきワインREDやR-1の香川県での知名度を高め、県内の方に発信してほしい。地元の人にもっと愛してもらえれるものになれば」と語っていらっしゃいました。
現在、R-1ぶどうを使ったノンアルコールワインが年度内に発売予定、
R-1ブドウとベリーアリカントaを掛け合わせた「香大農R-2」ブドウを使ったワインも試験的にですが開発されています。
新しい展開を控える、期待のブドウ!もっと盛り上げていきたいと思う私でした!
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