梯子乗りを初めて見た…
やっちです(*^▽^*)!
明日、2015年1月11日(日)に
さぬき市造田の野間田グラウンドにて行われる
さぬき市消防団出初式!
子ども達も消防車に乗って写真を撮ったり
帽子をかぶらせてもらったりなど
とっても楽しめるイベントなんですよ!
さぬき市内の消防団が集まって行われる
『さぬき市消防団出初式』の
今回見ていただきたいポイント2つを
ご紹介します


消防操法は指揮者と
一番員から四番員までの5人で行われます。
● 一線目
一番員は火のあるところに一番に到着する
二番員は1番員へホースを伸ばし、水を送る準備をする
● 二線目
二番員はポンプ車へ戻って火点側へ行く
三番員は水を送る準備をして、二番員へ送る
● 一線目、二戦目共に
四番員が水を送る
というそれぞれの役目を持っているんですって!
予め定められた要項(ルール)通りに
火災現場を想定した火点(かてん)に向けて放水、
消火して撤収するまでの一連の手順を正確に、
なおかつ素早く行うことが評価されるんだとか。
2014年に行われた
『第24回 全国消防操法大会』では
さぬき市消防団 長尾方面隊が
ポンプ車の部で8位に入賞したんです!
今まで香川県から出場したチームの
最高順位は10位。
香川県からの出場チームでは
初の8位入賞となったんですよ(≧▽≦)!!
全国大会8位の技を直接見てみませんか

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

10人の鳶に支えられた、建物の2階の天井程にもなるという
高さ6m50cmもある手作りの梯子上で技を披露する演技!
なんと四国で梯子乗りが続いているのはさぬき市だけで、
この梯子乗りは江戸時代から行われていました。
昔は屯所が狭いため外に出て練習をしていたんですって。
今は屯所の中に練習用のスペースが確保されています。
梯子を固定するためにワイヤーを固定する装置まで
完備されていて、取材の日も室内で練習をしていらっしゃいました!
うちの子も梯子に登らせていただきました!
技も一つさせていただいたのですが、
お腹が丸見えなので自粛させていただきます(^_^;)
さぬき市では明治初期頃に
梯子乗り保存会が立ち上がりました。
現在は合併してさぬき市となったときに
『さぬき市消防団梯子乗り保存会』となり
伝統の技を受け継いでいます。
現在梯子乗りの乗子(のりこ)として
活躍されているのは5人。
20代〜40代のいろんな職種の皆さんが
技を磨いていらっしゃいます!
中でも上の写真向かって左から2番目の
寒川さんはリーダー的存在で、
高難度の技である『背亀』(せがめ)ができる方なんです!
『背亀』は普通の人では出来なんですよ〜!!
上の写真は『一本背亀』!
『一本背亀』とは梯子のてっぺん…
1本の灰吹に背中を乗せて体を支える技。
下の写真は『二本背亀』!
全国でも寒川さんのように安定して出来る人は
他にいないのではないかとのことでした

寒川さんの話では
「背亀をした状態では
どちらが上か下か分からなくなってしまうので、
梯子の位置をきちんと覚えていないといけないんです」
とお聞きして、ちょっと怖くなりました(^_^;)
他にも『鶯の谷渡り』など、
本当に驚くような技ばかり!
本番で使われる6m50cmの梯子は
乗子自身の体重でしなるので、
バランスをとるのが難しいんだとか…。
梯子の下の方でする演技は
ある程度運動をしている方なら
すぐに出来ちゃうとお聞きしましたよ!
「興味を持ち、やってみたいと思った人が集まり、
練習を続けていくことでだんだんと上達してきています。
現在まで伝承されてきた梯子乗り。
消防団としてこれからも続けていきたいです」
と『さぬき市消防団梯子乗り保存会』の
実行委員長である村瀬さんは話してくださいました。
見どころは梯子の一番上で演技するところ!!
周りで見ている皆さんがはっとするような演技に注目です!
特に『背亀』は必見ですよv(^-^)v
なかなか見る機会のない伝統の梯子乗りを
さぬき市消防団出初式で見てみませんか

現在団員を募集中だとのことで、
明日実際に演技を見て気になった方は
お声掛けをしてみてくださいね♪
平成27年 さぬき市消防団出初式
開催日時/2015年1月11日(日) 8:45〜
開催場所/さぬき市造田野間田グラウンド 【地図】
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