2015年01月13日

勇壮な『はしご乗り』を披露☆さぬき市消防団出初式@造田

さらです。


2015年1月11日(日)
さぬき市造田の野間田グラウンドで、

新春恒例の
さぬき市消防団 出初式
が行われました。

さぬき市内の消防団員が一堂に会し、
式典や消防操法の実演が行われたほか、

DSC_0574_ES.jpg
四国では唯一、さぬき市だけに残る
伝統の『はしご乗り』が披露されたんです。





DSC_0615_ES.jpg
『出初式(でぞめしき)』というのは、
1月初旬に行われる消防関係者の仕事始めのこと。

一般の人も自由に見学でき、
子ども連れの方も多くいらっしゃいました。
DSC_0616_ES.jpg
ずら〜っと並んだ消防車。
消防車好きの子なら絶対に喜ぶはず!


開会式の後、10時頃から始まったのが、
『消防操法(しょうぼうそうほう)』の実演です。
DSC_0391_ES.jpg
DSC_0362_ES.jpg
消防操法というのは、
迅速かつ安全に消火活動を行うために定められた
消防器具の操作手順のこと。

DSC_0468_ES.jpg
消防操法の正確さとスピードを競う大会も開かれていて、

昨年、さぬき市消防団 長尾方面隊が、
香川県代表として全国大会の
『第24回 全国消防操法大会』に出場し、
ポンプ車の部で8位入賞を果たしたんです。

DSC_0418_ES.jpg
DSC_0423_ES.jpg
消防操法(ポンプ車の部)は、1チーム5名で行われ、
「指(=指揮者)」が指示を出し、
「1」〜「4」が消防用機械器具の操作を行います。
DSC_0448_ES.jpg
DSC_0450_ES.jpg
DSC_0452_ES.jpg
DSC_0443_ES.jpg
ポンプ車からホースをつなげて伸ばし、
放水して火点(標的)を倒します。

DSC_0457_S.jpg
迅速な対応を求められる火災現場で、
消防器具を正確に安全に扱えるように
このような訓練をされているんだとか。

続いて11時頃から、
DSC_0611_ES.jpg
『さぬき市消防団はしご乗り保存会』による
はしご乗りが披露されました。

はしごに登って技を披露する人を『乗子(のりこ)』といい、
この日は5名の乗子が演技しました。
(はしご乗りの練習の様子は、こちらをクリック)

DSC_0472_ES.jpg
はしごは地面に固定されているわけではなく、
『鳶口(とびぐち)』と呼ばれる
棒状の道具で支えているだけなんです!

DSC_0402_ES.jpg
この日は強風が吹き、はしごが揺れるという
悪条件の中での演技となりました。

DSC_0477_ES.jpg
観客は固唾を飲んで見守ります。

DSC_0484_ES.jpg
これは『火の見遠見』という技。

火事の状況を高いところから確認している様子を表した技です。

DSC_0501_ES.jpg
DSC_0503_ES.jpg
はしごに結び付けられたさらしに足をかけて
逆さまになったりもします。

DSC_0523_ES.jpg
DSC_0525_ES.jpg
技が決まるたび観客から拍手が。

DSC_0540_ES.jpg
DSC_0545_ES.jpg
DSC_0556_ES2.jpg
DSC_0580_ES.jpg
『邯鄲夢の枕』『一本大の字』『鶯の谷渡り』など、
バランス感覚を必要とする高度な技が
つぎつぎと披露されます。

そして、本日のクライマックス!
DSC_0597_ES.jpg
DSC_0599_ES.jpg
『一本背亀(せがめ)』という難易度の高い技です!

この技が成功すると、ひときわ大きな拍手が起こりました。

DSC_0604_ES.jpg
この日は、過去に無いほど風が強かったため、
技を決めるのが難しかったのだとか。

乗子の皆さんいわく、
はしご乗りの本番を終えた後の充実感が
何とも言えないのだそう。
(出初式の後の打ち上げの時に、
やっと新年を迎えた気持ちになるんだとか)

はしご乗りを無事終えて、
笑顔になった乗子の皆さんの笑顔を見て、
新年から清々しい気持ちになった出初式でした〜。




平成27年 さぬき市消防団出初式
開催日時/2015年1月11日(日) 8:45〜
開催場所/さぬき市造田野間田グラウンド 【地図


【関連記事】



posted by sanuki-asobinin at 12:00| 香川 ☁| Comment(0) | 達人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。