ノンアルコールだと二日酔いしないからいいな〜と思う(当たり前)
はっとーです!
2月5日、木田郡三木町にある香川大学農学部にて、
『新品種ブドウ(香大農R-1,R-2)の機能性を活用した
新商品開発による六次産業化可能性調査第3回ワークショップ』
が行われました!
このワークショップは香川大学農学部が生み出したぶどう品種
『香大農R-1』等の今後の有効活用を考えることを目的としています。
3回目の今回が最後の回となりました!
第3回では、
今年3月発売予定の
さぬきワイナリー×徳島文理大学の協力で完成した
『R-1ノンアルコールワイン』
の誕生秘話を聞くことが出来ました!
今回、壇上に上がったのは、
ノンアルコールワインの開発の中心人物である、
徳島文理大学理工学部准教授の水野貴之先生。
酵母の研究に力を入れてきた水野先生は、
地域や社会と連携した教育を目指し、
今まで徳島文理大学香川キャンパスがある
さぬき市の特産品を使った加工品を学生たちを一緒に作っていました。
その中で、地元「さぬきワイナリー」と連携して、
ノンアルコールワインが作れないか?
という話が出て来たのだそう。
作るなら、美味しくて新しいものを作りたい!
そして、ワインに馴染みのない、学生にワインを親しむきっかけになればと思ったのだそう。
そこで、水野先生はまず2011年2月に大学内のイベントで
ブドウジュースコンテストと題し、
ブドウジュースとノンアルコールワインやその2つブレンドしたもの
を飲んでもらいブラインドテストを行いました。
その中で、
以外に未成年や子どもに一番美味しいと評価されたのは、
ブドウジュースとノンアルコールワインのブレンドだったのです。
開発研究が進み、R-1を使いながら、何度もノンアルコールワインの試飲会が
行われる中で、「ワインらしい渋みを出すか」「ワインっぽさがない」という課題が噴出…。
その課題を解決したのは
さぬき市でたくさん採れる桑の葉と
香川県の名産オリーブの葉でした!
R-1のブドウジュースとノンアルコールワインに
この2つの葉の粉末をブレンドすることで、
一気にワインらしいノンアルコールワインが誕生したのです!
水野先生は「香川にR-1があったから、
誰も思いつかなかったことが起こったと感じています。
試飲会をしてわかったことだが、ワイングラスを持つと子どもたちは
とても喜ぶ。ワインとノンアルコールワインで、家族みんなで乾杯が
できればいいな、楽しいだろうなと思っています」
と笑顔で語っていました。
さぬきワイナリーと徳島文理大学が連携して誕生した
「R-1ノンアルコールワイン(仮称)」は、
さぬきワイナリーから今年3月発売予定!
現在、ブレンドの最終調整を行っているそう。
大人も子どももグラスを持って乾杯できたら、本当み
いったいどんな味になるのか…本当に楽しみです!
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