はっとーです!
道の駅 津田の松原の近くにある
さぬき市津田町、『津田中学校』にお邪魔してきました。
津田中は、今年度閉校。。
2015年3月21日(土)、閉校記念式典が行われました。
津田中学校は、68年前に誕生した中学校です。
昔は琴林中学校と呼ばれていて、1956年に校名を津田町立津田中学校に変更しました。
1951年に木造校舎がたてられ、1964年には校舎の前を東京オリンピックの聖火が通ったこともあったそうです。
1966年に現在の鉄筋校舎が完成。
学校には、珍しく運動場の南側に校舎が立っているのは、
木造校舎を北側に残したまま工事を行ったためだからなのだそう。
旧津田町の子どもたちが通い、今まで1万人以上が津田中学校を卒業したのだとか!
さぬき市の市長・大山茂樹さんや
現在J2カマタマーレ讃岐で活躍するサッカー選手・堀河俊大さんも津田中学校出身です。
閉校式典には、会場になっていた第1体育館には多くの方であふれんばかり!
体育館には、夏に行われた学校見学会でも展示された津田中と津田町の昔の写真。
賑わっていた津田の町なみを見て取る事ができました。
式典ではまず、山下校長先生が挨拶。
津田中学校では『津田中FOREVER』を合言葉に生徒や先生が今年度、学校生活を送ってきたのだそう。
これは津田中の先生から「津田中学校を終わりにしたくない!」そんな切実な想いから生まれた言葉なのだそう。
実行委員会の堀尾さんから「津田中学校がなくなっても心の中にある…というような言葉は使いたくない。なぜなら津田の人と人との絆の中に津田中学校は確かに存在しているから」という挨拶が、津田の方の津田町への愛や町の人との繋がりを感じて、私自身も胸が熱くなりました。
式典では、音楽部の吹奏楽によるふるさとの演奏。
津田中での長い思い出を振り返るように心を込めて歌っていました。
そして、学校旗の返納。
津田中学校出身の大山市長に旗が渡されます。
校歌の斉唱。
閉校記念碑の除幕式も…
除幕式では、山下校長先生や堀尾実行委員、2年生の天野生徒会長が除幕。
いっせいの!で引っ張ると
立派な記念碑が運動場に登場!2000年先も同じ場所に残り続けるようなものとして用意したのだそう。
大きな歓声があがりました。
津田中では、記念碑の除幕式の後『茶話会』を実施。
これは、式が終わったあとも津田中や津田での思い出話をしてもらうために行われたもの。
第2体育館では、お茶とお菓子のほかに歴代の卒業写真や50周年に作った部活旗などが飾られていました。
津田中の生徒たちは、4月からはさぬき南中学校へ通います。
津田のまちの皆さんに見守られた学校生活のことを忘れずにすごしてほしい…そんな風に思える閉校式でした。